スナック・パドック「2024年・ヴィクトリアマイル」その２・Part１

マスター「枠順が決まったな」
ガミ「ゲートの上手い先行馬が４番８番14番と散らばったっす」
オレ「ナミュールの10番は少し気になるな」
マスター「何が気になるんだ？」
ガミ「11番ルージュリナージュっすね」
オレ「そうこの馬、スタートが下手で扉開閉器のとなりに入ったものだから左に飛んだらヤバいな」
マスター「ナミュールもゲートが下手だからな」
ガミ「左に飛んだら間違いなく接触して大変なコトになるっす」
オレ「ナミュールはゲートでは無いけどこのコースで２度も大きな不利を受けて失速している」
マスター「２度あることは３度ある・・・か？」
ガミ「あるある、大いにあり得るっす」
オレ「ナミュールは一旦後脚に体重をかけてから前に出るから必ず出遅れる」
マスター「その鼻っ先に飛んで来られたらアウトだな」

ナミュールは東京芝1600ｍで２度大きな不利を受けている。去年のヴィクトリアマイルでは２番人気(16頭)に支持されていたが最初のコーナー手前で前を行く馬に内外から寄られてパチンコを食らって首を振って立ち上がる場面が見られた。次の安田記念では９番人気(18頭)で最後の直線で外へ持ち出し前のスペースを探している時にやはり内外から寄られてパチンコを食らって戦意喪失したものだった。それだけ位置取りが厳しく激しいレース展開となるマイル戦なのである。このアクシデントがあった２戦ともゲートが扉開閉器のすぐ横だった。今回はすぐ横では無くて右１枠となりに扉開閉器があるのだがそのとなりの枠に問題のある馬が入ったために心配しているのである。

・・・続く・・・