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2024/09/27 21:48
スナック・パドック「2024年・スプリンターズS」その2・Part2
ガミ「マスターはいいっすよね」
マスター「何か文句があるのか?」
ガミ「一頭決まればもうそれで満足出来るんすから」
マスター「競馬と言うのはそういうもんなんだぞ、勝つ馬一頭でいいんだ」
オレ「今、オッズ見たらマックドールが一番人気になってるぞ」
ガミ「えっ!ホントだ。重馬場になるってのが要因っすね」
マスター「でも最終的にはレーヴが一番人気さ」
ガミ「レーヴは3倍はあるっすね」
オレ「坂井はドールの重馬場対応は普通だって言ってたぞ」
マスター「ありがたいな、これでレーヴのオッズが上がれば御の字さ」
ガミ「そうっすね、楽しみが増えたっすね」
マスター「やっと俺に運気が巡って来たって訳だな」
オレ「注目されるのは逃げ馬になるぞ」
今夜のスナック・パドックはスプリンターズSの話題で盛り上がった。二つの台風が現れてにわかに雲行きが怪しくなって来た。中山競馬場のある千葉県は雨雲の通り道となっており激しい雨が降る可能性が高いという。土曜日に開催される競馬で走る馬たちが馬場をさらに悪化させる状況が予想される。そこで注目されているのがマッドクール(牡5・芦毛・池添厩舎)という馬だ。3月に行われた高松宮記念(中京芝1200m重)で内枠を利してスルスルと抜け出して優勝しているのである。去年の4月の春雷S(中山芝1200m重)も道中2番手に付け直線に向くとスルスルと抜け出して優勝している。この2走の実績から「重上手」と判断されて今回大いに注目を集めている訳である。しかし、高松宮記念の時は「内側は荒れていなかった」と坂井が言っているように選んだコースの芝状態は良馬場だったようだ。そして春雷Sは名手・レーンが先行して走れたこともあり芝の状態の良いコースを選んで走らせていた。どちらも馬場が悪い状態で走った訳ではないのである。だから「重馬場」=クール◎とは言い難い。「レーヴ◎でカッチカチ!」マスターの気勢は上がる一方である。ガミは内枠を引いたウインマーベルとトウシンマカオをヒモでつなげるらしい。オレは逃げ馬2頭+モズメイメイが怪しいとジャックダニエルのハイボールが注がれたグラスを持ったまま馬柱の並んだスマホの画面に釘付けになっている。天気予報が当たるのか、競馬が当たるのか・・・さぁどっち?・・・「同じ土俵の上に乗せていいのかい?」余裕のマスターは冷静である。