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2024/10/02 22:53

スナック・パドック「1989年・毎日王冠」・Part2

審議の結果は『ハナ差』でオグリキャップイナリワンを捕えていた。『ゴール板の位置を知っている馬』とオグリキャップは話題になった。次の天皇賞・秋(東京芝2000m良)では、スーパークリーク(牡5・鹿毛・武豊・伊藤修厩舎)に『クビ差』の2着となるが、次のマイルCS(京都芝1600m良)でもゴール板での死闘が繰り広げられた。最内枠を引いたオグリキャップはスタートで出遅れたものの二の脚を伸ばして中位まで押し上げる。ライバルバンブーメモリー(牡5・栗毛・武豊・武邦厩舎)はオグリを見定めるようにじっくり後方からレースを進める。勝負所の3角から4角に掛けてメモリーは動いて直線に入ると早くも先頭に立ってレースの主導権を握った。武豊の真骨頂が存分に出たレースとなり、さすがの南井・オグリをしても『やられた』という情勢となった。バンブーは軽快な足取りでゴール板を目指す。そこへ内ラチ沿いを首を激しく前に出してグイグイと伸びて来るオグリの姿が現れた。躍動感が半端ない。南井の右ムチが激しく動き前へ前へと突き進む。前を行くバンブーと身体が合わさってゴール板を通過した時には『ハナ差』前に出ていた。

マスター「あのゴール板でのオグリの姿を見たら『こいつ知ってるな』と思っちゃうよな」
ガミ「首を伸ばして伸ばして走ってるっすもんね」
マスター「ゴール板で少し前に出ればいいんでしょ、って感じでな」
オレ「マイル戦を目一杯走って次にあの世界レコードのジャパンカップ(東京芝2400m良)だったからな」
ガミ「2:22.2っていうとてつもない時計だったっすからね」
マスター「あのマイルCSのバンブーとのつばぜり合いが活きた形だよな」
ガミ「確かにそういう形っすね」
マスター「計画性のあるローテーションで臨んだ結果だよな」
オレ「でも暮れの有馬記念は5着に沈んだのはその余波だった気がするな」
マスター「さすがのオグリも疲れがピークだったようだな」
ガミ「そうっすね、先行して終いはバタバタだったっす」
マスター「翌年のその有馬記念で武豊を背にラストランを決めるんだから凄い馬だ」
ガミ「ファンに愛された名馬っす」

今夜のスナック・パドックは1989年・毎日王冠の話題で盛り上がった。「オグリ、万歳!」何年経っても君のことは忘れない!ありがとう!オグリ!

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