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2024/10/18 20:08
スナック・パドック「2024年・菊花賞」その4・Part1
マスター「菊花賞といえば1976年のグリーングラスが勝ったレースを思い出すな」
ガミ「テンポイントが2着(3人気)でトウショウボーイが3着(1人気)だったレースっすよね」
オレ「ダービー馬・クライムカイザーが2番人気で6着だったな」
マスター「重馬場で福永洋一のトウショウボーイ(1人気)は馬場の良い中程を走って出入りの激しいレースとなった」
オレ「テンポイントは好スタートを切ってハナを奪って最初のコーナーへ入った」
マスター「トウショウボーイも好スタートを切ってテンポイントと一緒に最初のコーナーに入るが少し下げたな」
オレ「グリーングラスも良いスタートでトウショウボーイのすぐ後ろを走った」
マスター「向う正面でトウショウボーイが上がって行き先頭に立つ」
オレ「坂を登って3角でテンポイントも上がって行きトウショウボーイの直後に付ける。グリーングラスは内を狙って3番手に上がる」
マスター「4角を回って最後の直線に向くとテンポイントはトウショウボーイを交わして先頭に立つ」
オレ「テンポイントは宿敵・トウショウボーイを交わせば勝てると信じて追った」
マスター「しかし内沿いをスルスル抜け出した伏兵馬・グリーングラス(12人気)が残り200mで先頭に立つ」
オレ「ゴールではテンポイントとの差は21/2馬身も付いていた。そして3着にはトウショウボーイが粘り、この差も21/2馬身だった」
このレースのあとでこの3頭はビッグ3として激しいレースを繰り広げた。特に印象に残っているのは1977年有馬記念でテンポイントとトウショウボーイがスタートからデッドヒートを繰り広げ、何度もハナを奪い合う激しい展開となったレースである。昨年の屈辱に燃えるテンポイントのモチベーションは高くライバルを3/4馬身退け自身初のグランプリホースとなった。このレースでグリーングラスは1/2馬身差の3着に食い込み後続を6馬身も置き去りにして3頭の強さをアピールしたのだった。テンポイントは1977年天皇賞春1977年有馬記念を制して生涯18戦11勝2着4回という見事な戦績で名馬と称されてた。トウショウボーイは1976年皐月賞1976有馬記念1977年宝塚記念を制して生涯15戦10勝2着3回3着1回というこちらも見事な戦績で名馬の仲間入りを果たしてた。
・・・続く・・・