スナック・パドック「2024年・菊花賞」終えて・Part２

マスター「そうか、アクシデントがあったのか」
ガミ「何かあったと思ったんすよ」
マスター「お前は太目の馬は走らない、って言ってたよな」
ガミ「デザイルの実力はそんなもんじゃないんすよ」
オレ「こんな大舞台でアクシデントは悔しいな」
ガミ「それが競馬っす」
マスター「しかし２着のヘデントールは頑張ったな」
ガミ「ルメールに断られた木村厩舎の大反撃っす」
オレ「でも戸崎圭を確保出来たってコトは結構前に決まってたんじゃないか」
ガミ「ルメールがダメでも戸崎圭に乗ってもらったんすからね」
マスター「まっ俺は◎シックの単勝一点で腹いっぱいだよ、ガハガハガハ！」

今夜のスナック・パドックは菊花賞の話題で盛り上がった。単勝一点勝負で財布が膨らんだマスターは大喜びである。「きょうは俺の奢りだ。ガンガンやってくれ！」上機嫌である。オレにはジャックダニエルのボトルが２本、ガミには生ビールの「１ヶ月無料券」が用意された。ガミの無料券はマスターの手づくりで「アーバンシック・2024年菊花賞優勝・500kg以上４頭目記念(過去20年)」と銘打たれている。「肥満防止」の意味合いが含められているのだ。「歳食って太ったら大変だからな」マスターは自分を戒めている。贅肉を付けて歩いたらその分を背負って歩くことになる。「俺達も馬柱見てハンデを気にするだろ？そして軽いハンデの馬を優先して予想するだろ？」マスターの言い分は間違っていない。しかし、今回の菊花賞を見て肥満防止と結び付けた人は全国に何人いるだろう？きょうのジャックダニエルのハイボールの味は甘い味がした。脂肪は舐めると甘いと思っているのはオレだけなのか？