競輪
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2024/11/06 17:14
スナック・パドック「2024年・エリザベス女王杯」その１・Part１
オレ「メンバーの中でシンリョクカの身体付きが一番長距離に向いていると思う」
マスター「京都の芝2200ｍは長距離なのか？」
ガミ「2000ｍを越えれば長距離でいいんじゃないっすか」
マスター「ルメールを背にレガレイラが今度こそ・・・だろ」
オレ「牝馬のクラシックを三冠ともパスしてここを狙って来た意味合いが分からない」
ガミ「秋華賞は同厩のチェルヴィ二アがいたっすから」
オレ「そうか、そう割り振られたのか」
マスター「古馬のいるエリ女でも勝てると踏んでの出走だろ」
ガミ「牡馬クラシックを一つでも食っていればその自信も頷けるっすけど・・・」
マスター「そこは陣営の見立ての鋭さに委ねるしかないな」
オレ「シンリョクカは前走の新潟記念(新潟芝2000ｍ良・Ｇ��)で古馬の牡馬を負かしてるぞ」
マスター「そこは確かに認めないとな」
ガミ「前々走の福島牝馬Ｓ(福島芝1800良・Ｇ��)で躓いて落馬してキ甲を骨折してるっすからね」
オレ「５カ月で復帰出来たのはラッキーなんじゃないか」
シンリョクカ(牝４・鹿毛・木幡初・竹内厩舎)が落馬負傷した福島牝馬Ｓ(福島芝1800ｍ稍)は16頭立てのレースだった。８枠15番のシンリョクカは好スタートを切って先頭集団に加わり前から５番手の位置をキープして３コーナーへ掛かる時だった。左前脚で躓き身体は大きく崩れ左前脚を中心に前ノメリに回転して進行方向に直角に横たわることになった。周りにいた７頭は何とか難を逃れたが後ろから追って来たライトクオンタム(牝４・青鹿・吉田隼・武幸厩舎)はシンリョクカを飛び越えなければならない状況となり飛越を試みるが脚が掛かってしまい前ノメリに進行方向へ倒れやはり直角に横たわることとなった。そして立とうとした瞬間、さらに後ろから来たファユエン(牝６・鹿毛・菊沢・勢司厩舎)が飛越しようとした後ろ脚で蹴られてしまい横たわった身体をもう一回転させることとなる。ライトクオンタムは側副靱帯損傷が酷く戦列に復帰することは諦めて引退を決意している。木幡初騎手は前方に投げ出され右腕から地面に叩き付けられた。吉田隼騎手はというと馬と一緒に前ノメリに飛んで頭から地面に叩き付けられている。
・・・続く・・・
- シンリョクカ
- レガレイラ
- ライトクオンタム
- ファユエン
