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2024/11/23 20:35
スナック・パドック「2024年・ジャパンカップ」Part1
マスター「ドウデュースでどうしようもないだろ」
オレ「一週前の調教は凄い動きだったな」
ガミ「レジェント・武が驚いてたっす」
オレ「あの馬の前脚の動きはキックボクサーのようなんだ」
マスター「キックボクサー?どういうことだ?」
オレ「膝蹴りしながら走ってる感じだな」
ガミ「ええっ!?」
マスター「膝が鋭く動いているってことか?」
オレ「そうそう、膝が高く上がって推進力を生み出しているんだ」
マスター「喰らったら痛そうだな」
ガミ「痛いなんてもんじゃないっす」
オレ「一発で失神状態だな」
『朝9時に東京から名古屋までの330kmを車で時速150kmで走ったら何時に着くでしょうか?』「答えは夕方6時頃」『何で?』覆面パトカーにスピード違反で捕まって免停となり調書を取られ、最寄りの新幹線の駅までタクシーで行って名古屋に向かわなければならないからである。一週前の栗東CWコースで行われたドウデュース(牡5・鹿毛・武豊・友道厩舎)の調教での動きは、鞍上の武豊騎手に「スピード違反で捕まるわ」と言わしめるほどの動きだった。「97.8-80.9-65.7-50.7-35.7-10.9」というラップを刻みよどみなく鋭い動きを見せていた。僚馬2頭(レッドラディエンス・牡5・オープン/サトノグランツ・牡4・オープン/共に重賞ウィナー)を内から追いかける流れで最後の4コーナーへ入り直線に向くと頭を並べすぐに2頭を追い抜き、膝を鋭く使った回転の速いフットワークでゴールへまっしぐらに突き進んだ。ゴール近くでは手前を替える余裕を見せ、自分の走りに酔っているかのような動きに映った。完璧に仕上がったと言えるだろう。
・・・続く・・・