競輪
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2024/11/25 14:59
スナック・パドック「2024年・ジャパンカップ」終えて・Part２
マスター「ガミはシンエンペラー様々だな」
ガミ「最後に差し替えしたあの脚はアイルランドチャンピオンＳ３着(Ｇ��)のものだったっす」
マスター「２着同着でなきゃぁ配当がもっと増えてたのにな」
オレ「３着だったらパーだったぞ」
ガミ「ありがたいっす、瑠星くんに感謝っす」
オレ「矢作厩舎は国際って名前のレースに強いな」
ガミ「場慣れしてるっす」
マスター「馬主がウマ娘の社長だよな」
ガミ「現実の競馬でも才能を遺憾なく発揮してるっす」
オレ「ウマ娘でのシンエンペラーの位置付けはどうなってるんだ？」
ガミ「ウマ娘の中のシンエンペラーは何頭もいてそれぞれにオーナーが成長させてるっす」
今夜のスナック・パドックはジャパンカップの話題で盛り上がった。「今晩はガミの奢りでパッーと行こうぜ」と気勢を上げると「マスターの方が利益は上っす」ガミが返すと「倍率が大きい方が上だろ」マスターが応じる。「いやいや、実質ナンボ儲かったかっす」ガミは譲らない。「そうか、それじゃぁジャンケンで決めよう、最初はグー！」マスターはそう言って拳を握ってガミの前に出す。「ちょ、ちょっと待ってくださいよ」その拳を右手で掴んで「負けた方が奢るんすか、勝った方っすか？」慌てて確認する。「当たり前だろ、負けた方が払うんだ」マスターの頬は真っ赤に染まって意気込みが伝わって来る。「ジャンケン、ポン！」マスターがパー、ガミがグー。「よしっ！」マスターの勝利である。ガミは握った拳を見つめて「やられたっす」悔しそうである。「こういう時のジャンケンはパーを出すのが常道手段なんだぞ」得意満面にマスターは言う。「人間は力が入った時は握り拳を握ったままで動かせないという性質があるんだ」ガミはキョトンとして聞いている。「覚えておけ！」マスターの人生教育がきょうも実施された。「勉強になりました」ガミはオレにジャックダニエルのボトルをキープしてくれて、マスターにはティファールのフライパンを後日届けることになった。「ガミ、来週も頼むぞ」ジャパンカップ、ありがとう！
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