スナック・パドック「2024年・７回京都１日目５Ｒ・新馬戦」・Part１

マスター「キタサンブラックの弟が走るのか？」
ガミ「リバティアイランドの妹も走るっす」
オレ「兄弟姉妹が走ったから注目するのはどうなんだ？」
ガミ「アロンズロッドの例があるっす」
オレ「あれは母親がアーモンドアイで初子だから注目されるのはしょうがない」
マスター「で？この２頭で決まりそうなのか？」
オレ「いるんだよ主役が」
ガミ「ええっ！？そうなんすか？」
マスター「そんなカッコいいヤツがいるのか」
オレ「ショウヘイって名前なんだ」
マスター「ドジャースのスター選手にあやかったのか？」
ガミ「期待していいんすか？」
オレ「大丈夫、勝てる」

11月21日に栗東ＣＷコースで調教を行ったショウヘイ(牡２・黒鹿・友道厩舎)は素晴らしい動きを見せた。僚馬２頭(新馬と２歳未勝利)を追い掛ける形で最後のコーナーに入り最内から並んで直線を向いた時には抜け出し先頭を走った。２馬身前に出た時に鞍上(Ｃデムーロ)から手綱越しにゴーサインが出てグイグイとスピードを増した。その時のフォームは重心を低くして前肢後脚を目一杯に伸ばして獲物を狙うピューマのような逞しく美しいものであった。同じ日にジャパンカップの一週前追い切りで同厩のドウデュースが追い切っているが、３頭併せで外２頭を置き去りにする光景はまったく同じ絵として印象に残った。あの素晴らしいパフォーマンスでＪＣを制したドウデュースと同じとまでは言わないが同じような動きは見せたのだから期待するのは当たり前だろう。

・・・続く・・・