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2024/12/02 13:29
スナック・パドック「2024年・7回京都1日目5R・新馬戦」終えて・Part1
マスター「おいおい、1番人気になったのはいいけど、負けたらダメだろ」
ガミ「リバティアイランドの妹が強かったっす」
オレ「パドックでの印象は思ったより華奢で小柄だった」
ガミ「466kgだったっす」
オレ「ドウデュースを思い描いていたせいだろうな」
マスター「サラブレッドとしては動き頃だろ」
ガミ「確かに動きやすそうな歩様だったっす」
マスター「マディソンガールはどうだったんだ?」
オレ「こっちの方が中肉中背でガッシリした体格だった」
ガミ「448kgっす」
オレ「柔軟性があって走る能力が高そうなショウヘイとしっかり仕上がった戦闘モードが高いマディソンガールの争いとなった」
マスター「こういう場合は仕上がりの早い牝馬が勝つケースが多いんだよ」
京都芝1800mのデビュー戦は晴天の良馬場で行われた。1番人気はショウヘイ(牡2・黒鹿・Cデムーロ・友道厩舎)が奪い、マディソンガール(牝2・黒鹿・川田・中内田厩舎)は2番人気に下がっていた。スタートはショウヘイもガールも上手にゲートを出て先頭集団の一角に納まった。ロケットスタートを見せた7番・サトノフォーミュラ(牡2・鹿毛・岩田望・中竹厩舎)がハナを奪ったものの直後を追って来たショウヘイの圧力におののいて大きく左にヨレた。それでもそのままハナは譲らずレースは進み、半馬身差外側にショウヘイが付け、さらに半馬身差外にガールが付けて、前半からこの2頭のマッチレース的な様相で展開した。レースが動いたのは4コーナーに差し掛かった地点、ショウヘイがスパートを掛け先頭に踊り出る。この作戦はCデムーロが京都競馬場で度々見せるもので最後の直線が平坦な地形を利用して早めにスピードに乗り後続を引き離してその差をゴールまで持たせるというものである。ガールの川田はその作戦はもう何度も見ているので「やっぱりそう来たな」と一緒に上がって行くことはせずに一瞬脚を溜めるように慌てず対応した。直線に向いた時の2頭の差は3馬身まで開いていた。がしかし、ガールがここから見せた末脚は姉を彷彿させる鋭さで爆発した。残り200m標識地点では2馬身差、100m地点で1馬身差まで詰め寄り50mで並んであっという間に抜き去り、ゴール板では1馬身前を走っていた。鮮やかな差し切り勝ちで妹としてのプライドを見せ付けた。
・・・続く・・・