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2024/12/14 09:15
スナック・パドック「2024年・朝日杯FS」その3・Part2
この時、幸いにもブレーキをかける事は無くタイムロスは生じなかった。このレースでも道中は馬混みに入れて折り合いを付けて走らせた。動いたのは3コーナーの残り600m地点からで外目をスムーズに上がって行った。4コーナーの残り400m地点では先頭に立っていた。直線に向いてその勢いは止まらず後続を突き離して先頭に立ってゴール板を駆け抜けた。後続に3馬身差を付けて上がり33.7秒(メンバー最速)だった。このレースの勝因はスタート直後のトラブル寸前の情況を鞍上がブレーキをかけて回避するのではなく、狭い空間を割って入って突き抜けて進路をこじ開けたという勇気のある判断だった。そして、Cデムーロならではの京都競馬場早仕掛け作戦である。もちろん能力の高い馬でなくては通用しない作戦だが鞍上の指示に従って動けた馬の多くは成功している。この馬、ここでも最後の4コーナーを回って直線に向いても手前を替えること無く右手前で走っていた。珍しい右利き馬である。
マスター「3戦目の勝因はやっぱりCデムーロの腕なのか?」
ガミ「スタート直後のトラブル寸前を回避出来たっすから」
オレ「多くの騎手ならブレーキをかけて避けるんだろうけど狭い空間を割って入って進路をこじ開けたからな」
ガミ「さすがCデムーロっす」
マスター「勇気ある決断だった訳だな」
オレ「自然とそういう前向きな行動を選択できるのが凄い」
マスター「世界で活躍する騎手の一面を見たな」
ガミ「一流ジョッキーのプレイが見れて良かったっす」
オレ「今回もCデムーロならではの騎乗が見られると嬉しいな」
今夜のスナック・パドックは朝日杯FSの話題で盛り上がった。京都競馬場は右回りだから右利きのマイルにとっては右手前に頼ざるを得ない。最後のコーナーを回って直線に向いた時にリフレッシュのための手前交換をして、右前脚の疲労が取れた段階で自分得意の右手前に替えて走ることが出来れば効率の良いスムーズな走りが出来ると思うのだが、スピードが乗った状態で手前を替える動作というのはリスクが生じるらしい。状態のバランスを保つのが容易ではないのではないか。ましてや走りに夢中になっている時にヒョイと手前を替えることに気持ちが行かず前に進むことに集中してしまうものらしい。
・・・続く・・・