スナック・パドック「2025年・フェブラリーＳ」終えて・Part１

ガミ「ウマく行ったっす」
マスター「ワイド２点ゲットは凄いじゃないか」
オレ「ノヴァはキング姉さんと息がピッタリだったな」
ガミ「府中ダートは６勝目っすから」
マスター「相性がいいんだな」
オレ「ワケアもファイトも勝てるレース運びはしていたよな」
マスター「ノヴァの自力が一番優ってたってコトだろ」
ガミ「人馬一体っす」
オレ「お見事！であるな」


コスタノヴァ(キング・木村厩舎)は９番枠だった。８ドゥラエレーデ(横山和・池添厩舎)がヨレるクセがあるので心配だったが好スタートを切って影響は無かった。確かに右にヨレてノヴァの方に寄っては来たが。ノヴァが一拍置いてゲートを出たのと10アンモシアラ(吉田豊・松永幹厩舎)が好スタートを切って素早く前に出てくれたので少し右に寄って接触することは無かった。その後ノヴァは上手に脚を使って最初のコーナーは６番手で回り、４コーナーでは５番手に押し上げていた。内ラチから８頭分の前が開けた絶好のコーナーリングであった。ミッキーファイト(戸崎圭・田中博厩舎)は14番枠ということもあり終始外々を回って、ノヴァと比べてコースロスは否めなかった。エンペラーワケア(横山武・杉山晴厩舎)はと言うとゴチャ付いた内側を走った分、直線で前が開くのを待った瞬間があったのが着差になって表れていた。２着に入った12サンライズジパング(幸・須貝厩舎)は最内をすくって見事な末脚を魅せた。ゴール板を過ぎてからノヴァを２馬身交わしていた。前年覇者ペプチドナイル(藤岡佑・武英厩舎)は最後の直線でファイトと一緒に上がって行く作戦を立てたものの前のノヴァが目に入り内に進路を変えるロスが響いて４着に甘んじた。終わってみれば一番スムーズに無駄の無い進路をとったノヴァが100％の力を発揮して勝利を手中に納めた形となった。

・・・続く・・・