競輪
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2025/06/06 22:59
スナック・パドック「2025年・安田記念」その１・Part２
ガミ「ガイアフォースも素晴らしい出来っす」
オレ「こっちの方が調教での動きは良かったぞ」
マスター「もしかして芦毛ワンツーなんてこともあるのか？」
ガミ「十分にあり得るっす」
マスター「そんなコトになったらお前はどうなっちゃうんだ？」
オレ「芦毛だけに頭が真っ白になるっすってか？」
ガミ「そうっす、何も考えられないほど嬉しいっす」
マスター「どっちが頭だ？」
ガミ「迷うっす」
マスター「やっぱり格を重視してクール＞フォースだろうな」
ガミ「いやいや、嬉しい悲鳴っす」
オレ「悩め悩め、悩み抜いてどっちも飛ばせ、楽になるぞ」
今夜のスナック・パドックは安田記念の話題で盛り上がった。マスターは「マンタルとペンスのどっちかに絞れない」という結論で今回は見(ケン)と相成った。ガミは宣言通りクールとフォースを軸に手広く流すようだ。ガミをよく見ると両目の外側に蒲鉾のスライスを貼り付けている。「何してんだよ」と声を掛けると「ブリンカーっす、フォースの気持ちが分かるかと思って」ガミは真剣だ。「お前さぁ」マスターは完全に呆れている。「お前は元々注意力散漫タイプだからブリンカーを付ける必要があるかも知れないけど馬と人間では目の位置が違うだろ」そう言うと目の横に張り付けた蒲鉾を剥して目の少し下部に張り付けた。「これで視界が狭くなって集中力がアップするだろ」マスターの適切なアドバイスである。「うんうん、これは実用的っすね」ガミは気に入ったようだ。「そうだろ、その姿で明日は電車に乗って会社に行け」とマスターが続けると「それは勘弁してくださいよ」ガミは真剣に断る。「蒲鉾じゃなくて脱脂綿にしたいっす」そう言って「匂いが無い方がいいっす」と説明した。「そっちか？」ガミよ、人間ブリンカーを否定してくれよ。ガミはともかく初ブリンカーがＧ�気良饌罎埜�果てき面なら面白い安田記念になりそうだ。期待してみよう。オレはマンタルの強さを見ているので調教での動きが戻ったことを確認して◎とした。マイル王者はマンタルにこそ君臨してもらいたい。
- ガイアフォース
- マンタ
- スライス
- バイス
