ケンちゃん桃子のケイバ四方山話「2025・坂路調教について・その２」

モモ「北九州記念では坂路調教上り11秒台が５頭もいたのよね」
ケン「その中の１番２番が１着２着だから凄いよ」
モモ「ヤマニンアルリフラ(牡４・斉藤崇厩舎)なんて坂路調教上り11秒台の常連よ」
ケン「一週前調教なんて11.5秒だぞ」
モモ「ケンちゃん言う通り優秀な馬じゃなきゃ出せないわね」
ケン「それだけの能力が備わっているってコトさ」
モモ「ココっていう時にその能力が発揮されれば鬼に金棒よね」
ケン「野球のピッチャーで言えばハイスピードの真っすぐを持っているってコト」
モモ「三振取れるピッチャーは頼りになる」
ケン「フォークもスライダーもより生きて来る訳だ」
モモ「そんなコトが練習を見ることで分かるんだから凄いよね」
ケン「練習はウソをつかないって言うからな」
モモ「ヨシノイースター(牡７・栗東・中尾厩舎)も凄い馬なのよね」
ケン「前走(春雷Ｓ)も一週前に11.9秒を出してアピールしていた」
モモ「１年半前には11.6秒なんて数字を計測しているわ」
ケン「坂路でそれだけの数字で走破するには相当の瞬発力が必要になる」
モモ「坂を登るんだからね」
ケン「強靭な基礎体力が備わってないと絶対に無理だ」
モモ「ところで６日の小倉５Ｒ２歳新馬戦(芝1800ｍ)に出走したロードラヴォール(牡２・中内田厩舎)は12.0秒で走ってるのよね」
ケン「中内田厩舎は坂路コースを上手に使うからな」
モモ「一週前にＣＷコースで走って仕上は坂路コースを使うのよね」
ケン「レースでは運動能力の違いを見せつける内容で５馬身も差を付けて勝った」
モモ「坂路調教の賜物ね」
ケン「北九州記念の再来に期待するばかりだな」
モモ「大丈夫よ、わたしの見立てに間違いは無いって」
ケン「そうなることを祈るよ」
モモ「大丈夫、大船に乗った気持ちでいてよ」
ケン「何かその気になって来るから不思議だよな」
モモ「いいのよ、その気持ちのリラックスが必要なのよ」
ケン「歯を食いしばってたって走るのは俺たちじゃないからな」
モモ「そうよ、馬の走りに期待している人間が力んでどうするのよ」
ケン「うんうん、そうだそうだ、リラックスリラックス」
モモ「何か今から楽しみよね」
ケン「何とか結果をつなげて明るい未来を切り開こうぜ」
モモ「行ってみよう！モモピンピン作戦」