ケンちゃん桃子のケイバ四方山話「2025・坂路調教・その10」東海Ｓ・Part１

モモ「東海Ｓには坂路上り11秒台の馬が７頭もいたのよ」
ケン「えっ！そんなにいたのか？」
モモ「そのうち12.0秒が４頭いた」
ケン「で？結果は？」
モモ「１着(ヤマニンウルス・牡５・武豊・斉藤崇厩舎・12.0秒)で２着がインユアパレス(牡４・川田・須貝厩舎・11.9秒)だった。」
ケン「そりゃぁ凄ぇなぁ」
モモ「凄いでしょ」
ケン「やっぱり坂路をしっかり走れる馬は優秀なんだな」
モモ「そういうコト」
ケン「４番人気と３番人気だったから馬単で5,610円も付けたからな」
モモ「そうでしょ、魅力的なのよ」
ケン「パドックで武豊が映ってトコトコ歩いてた」
モモ「へぇ〜珍しいわね」
ケン「行った先は調教師だと思うけど立ち話で作戦会議だったのかな？」
モモ「若い調教師(43歳)だから気を使ったんじゃない？」
ケン「あれを見て何かのサインではないかと思ったファンは多いんじゃないか？」
モモ「そうよね、かなり気になる光景よね」
ケン「新馬デビューから５連勝で脚光を浴びた馬だからな」
モモ「豊さんは全部乗ってるの？」
ケン「全部じゃないけど３勝はタケトヨが乗ってる」
モモ「このために中京に来たんでしょ」
ケン「土曜日は札幌で乗ってたからな」
モモ「そんな注目馬が坂路でしっかり走れてるんだから◎でいいっしょ」
ケン「いいんでないかい」
モモ「この日のウルスはゲートを上手に出れたのが良かった」
ケン「ゲート下手で有名だからな」
モモ「やれば出来る！」
ケン「音に敏感で扉開閉器の近くだとあの音に反応してヨレまくるからな」
モモ「７番枠で良かったわ」
ケン「芝から砂への分かれ目では５番手を行って４角２番手、直線に向くともう先頭に立ってスイスイ〜だもんな」
モモ「最後は３1/2馬身の差を付けて楽勝で重賞２勝目だもんね」
ケン「中京にはしっかり坂があるから坂路コースで鍛えた脚を魅せ付けられたな」
モモ「軽快に伸びてたわよね」
ケン「２着も坂路上り11.9秒のパレスが来てるのは凄いな」
モモ「でしょ」
ケン「モモピンピン作戦、恐れ入りました」
モモ「でも、７頭もラインナップされるとさすがに迷うわね」

・・・続く・・・