ケンちゃん桃子のケイバ四方山話「2025・坂路調教・その12」アイビスＳＤ終えて

モモ「ビートは扉開閉器すぐ横の枠が響いたわね」
ケン「音に反応して少し腰を引いて出ることになったな」
モモ「直1000はスタートが命だからね」
ケン「明らかに出遅れたのはビートとキタノブレイドだけだからな」
モモ「モズメイメイは絶好の最外枠を引いて好スタートで出て何でまっすぐ走らないんだろう？」
ケン「カルロヴェローチェに寄られて内にコース変更させられてたもんな」
モモ「あそこは強く主張して最外を貫くべきよ」
ケン「そこが若手ＪＫの辛い所さ」
モモ「ルメールはやっぱり上手いわね」
ケン「レースにメリハリを付けるよな」
モモ「最後に脚を伸ばすレースプランが出来てるのよね」
ケン「好スタートで出て脚を溜めるのにゴチャ付く外側を避けて自由に動けるポジションを確保している」
モモ「馬場が荒れているのはどこまでなのか調べてあるのよね」
ケン「スパートのタイミングがこれまた絶妙だったな」
モモ「残り150ｍ付近よね」
ケン「スパーダが先頭に立ってレースが落ち着いたのを見計らって追出してるもんな」
モモ「内外10ｍは離れてたもんね」
ケン「スパーダは勝ったと思って走ってるからあれだけ離れて伸びて来られたら対応出来ない」
モモ「クビ差あったのね」
ケン「もっと接戦かと思ったよな」
モモ「やっぱルメールは凄いわね」
ケン「勝負勘が半端ないな」
モモ「他の騎手とはレースに対する心構えが違うのが良く分かったわ」
ケン「ルメールに良い馬が集まるのが分かるだろ」
モモ「と言うかルメールが良い馬を作るんじゃない？」
ケン「確かにそういうコトは言えるな」
モモ「小学生の頃いたわ、そういうリーダーが」
ケン「ガキ大将だろ？」
モモ「みんなその子に引っ張られて遊んでた」
ケン「ガキ大将が周りの子を上手に使って世渡りする姿はなかなかなもんだ」
モモ「ルメールがガキ大将だったら何をやっても上手く行きそうね」
ケン「理想的なガキ大将だな」
モモ「２着のスパーダは相当悔しい思いをしたわね」
ケン「勝ったと思って走っていただけにな」
モモ「こっちのガキ大将は少し残念ね」
ケン「あのクビ差は内容的には３馬身の差はあったな」
モモ「１番人気だったから俺がガキ大将だって言いたかったわよね」
ケン「ガキ大将ほひとりでいいんだ」
モモ「確かに」