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2025/09/26 21:48
スナック・パドック「2025年・スプリンターズS」その1・Part2
マスター「調教の動きはどうだったんだ?」
オレ「みんな動きはいつも通りで問題無しだな」
ガミ「それじゃぁなんの参考にもならないっす」
マスター「そうだよ、何かあるだろ、言いたいコトが」
オレ「レーヴは余力たっぷりで成長が見て取れるな」
マスター「そうかそうか・・・それが聞きたかったんだよ」
ガミ「芦毛のカピリナとヤマニンアルリフラはどうっすか?」
オレ「どっちも栗東坂路で好時計を弾き出している」
ガミ「強いて言えばどっちっすか?」
オレ「う〜ん、甲乙付け難いぞ」
マスター「ナムラクレアはどうなんだ?」
オレ「最終追切りを栗東坂路でやって好時計で登って来た」
マスター「そうか、レーヴの一番のライヴァルはクレアだからな」
オレ「栗東坂路調教だけで言えばルガルが一番かな」
ガミ「そうっすか、そうなんすね」
今夜のスナック・パドックはスプリンターズSの話題で盛り上がった。マスターの◎サトノレーヴは揺るがない。「もう買っちゃおうと思ってネット投票したけどまだ受付けてなかったな」マスターはそうと決まればせっかち癖が顔を出す。「18時30分からっすよ」ガミは少々呆れ顔だ。「パドックで馬の状態を見てからでも遅くはないんじゃないか」オレはそう忠告するが、「決まったら俺は変えない」マスターは頑固だ。「俺が預かってあげるっす」ガミが親切心でそう言うと「ダメ、ダメ」大きく首を横に振る。「お前の考えは百も承知だ」ガミを指差し「飲む算段だろ?」カウンターを叩いてそう言い放った。「飲む?俺がっすか?」ガミは両手広げてオーノーポーズ。そして落胆する。「マスターにはがっかりっす」明らかに肩の線が落ち力が抜けている。「そんな目線で俺を見てるっすか?」既に涙目だ。きょう、朝の連続テレビ小説「アンパン」が最終回を迎えた。「アンパンマンの気持ちだったっす」ガミはタイムリーな話で心模様を暴露する。困っている人に自分の顔を千切って差しだすアンパンマンの気持ちだったようだ。「俺は貧しくはねぇぞ」マスターは少々言い過ぎたと反省している様子だ。「お前に頼むのには手元の現金が不足してるからな」マスターは即興で言い訳をしている。「もういいっす」ガミは立ち上がった。
・・・続く・・・