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2025/10/26 10:23
スナック・パドック「2025年・菊花賞」・Part2
マスター「3分間の勝負だな」
ガミ「即席ラーメンの待ち時間っす」
マスター「お湯を注いでドンブリを見つめ続けたことは無いな」
オレ「大概何か他のコトをやってるよな」
マスター「そうだよな、アッという間だ」
ガミ「でも菊花賞を見ていると長いっす」
オレ「自分の買った馬が逃げれば長いレースになるな」
ガミ「期待しているのが後ろから行く馬だったら最後だけ注目して見ることになるっす」
オレ「前半は単調な流れで走るからな」
マスター「菊花賞を逃げ切る馬なんてなかなかいないぞ」
オレ「ジーティーアダマンが逃げるんだろ」
マスター「そうか、アダマンが逃げるか」
オレ「長距離向きの身体付きだぞ」
ガミ「そして人気薄っす」
今夜のスナック・パドックは菊花賞の話題で盛り上がった。マスターは「絞れない」と言って参加しないようだ。ガミはいつものように芦毛馬に期待するようだ。ヤマニンブークリエ(牡3・芦毛・横山典・松永幹厩舎)である。前走のセントライト記念(中山芝2200m)でミュージアムマイルの2着に入り菊花賞出走権を得ている。「もうこの馬しか見えないっす」ガミの瞳はハートになっている。「ああなったら何を言ってもダメだな」マスターはガミを突き離す。「お前はどうするんだ?」マスターはオレに振って来る。「杉山晴厩舎の2頭に期待する」ジョバンニ(牡3・鹿毛・松山・杉山晴厩舎)とゲルチュタール(牡3・鹿毛・坂井・杉山晴厩舎)である。芝3000mという距離は全馬初めての経験となる。走って見なければ分からないのが現状である。そんな中でも体型的に走れそうなのがこの2頭である。「じゃぁその2頭に流すっす」ガミは早速乗っかって来た。馬場の状態も気になるところである。牡馬最後の一冠菊花賞に18頭の精鋭が挑んで来ている。抜きん出た馬はいないが各馬体調を整え芝3000mという長丁場を駆ける。歴代の勇者たちの仲間入りをするために果敢に挑戦するのである。見応えのあるレースになって欲しい。出来れば応援する馬たちが前でゴール板を駆け抜けてもらいたいものである。「頑張れ〜!」絞り出したガミの声援は淀まで届くのだろうか。全馬に幸多かれ!


