648件のひとこと日記があります。
2025/10/27 15:41
スナック・パドック「2025年・菊花賞・終えて」・Part1
マスター「パドックのエネルジコは良く見えたな」
オレ「スッキリとした馬体で程良い気合乗りだったな」
ガミ「誰っすかね距離が持たないなんて言ってたのは」
オレ「スタッフがこの日のために作り上げた馬体なんだよ」
マスター「青葉賞を勝ってダービーを回避したのがここで活きたんだな」
ガミ「青葉賞を勝った馬で出世馬がいないのは疲れが取れないままダービーを走ってるからっすね」
オレ「長い距離を走った疲労度は計り知れないものがあるんだな」
マスター「連闘連闘で『レースを重ねて鍛える』って考えはもう流行らないんだよ」
ガミ「馬の気持ちになって考えて欲しいっす」
オレ「JRAも青葉賞〜ダービーのローテ期間を考え直して欲しいものだな」
ガミ「クリストフは菊花賞3連覇っす」
マスター「道中しっかりと折り合って見事な手綱捌きだった」
ガミ「勝てる馬と巡り合う才能が凄いっす」
エネルジコ(牡3・黒鹿・ルメール・高柳瑞厩舎)のスタートは決してスムーズでは無かった。いつものように姿勢良くスッと出られなく少しヨレて出ているので態勢を整えるために半馬身遅れている。しかしルメールは実に落ち着いた身のこなしで慌てず無理をせず最初のコーナーを後ろから6番手で入っている。内ラチから3頭分という経済コースに付けて脚を溜めてじっくりと歩を進めた。向う正面に入ったところで馬込みを嫌って大外へ持ち出しているが順位は変えていない。3コーナーに差し掛かるところで少し動き中団まで順位を上げた。それでも気負った様子は無い。4コーナーに差し掛かったところで他馬に併せるようにスパートを掛け、直線に向いたところでは3番手に上がった。そして勢いをそのまま残り200m標識で先頭に躍り出た。そこからグイグイと脚を伸ばして後続に2馬身差を付けてゴール板を駆け抜けた。道中何の不利も無くルメールの思い描いたレースプランが実行されたように映った。正に会心のレースだった。
マスター「今年の皐月賞馬・ミュージアムマイルは弟の大輔調教師の管理馬なんだな」
ガミ「兄弟で2冠っす」
マスター「兄貴は美浦で弟は栗東なんだな」
オレ「二人とも北海道の牧場で産まれて、進学した学校が関東と関西で分かれたようだな」
マスター「子供の頃から馬と一緒の生活だった訳だな」
ガミ「やっぱりそういう環境が必要ってコトっすね」続く


