競輪
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2025/12/05 22:14
スナック・パドック「2025年・チャンピオンズＣ」Part２
マスター「慣れ親しんだ担当に移るのは馬として嬉しいコトだろ」
ガミ「そりゃぁ嬉しいっすよね」
オレ「そんなコトがあったって聞いたからさ」
マスター「レースの走りにも良い影響があると踏んだんだな」
ガミ「楽しみっす」
今夜のスナック・パドックはチャンピオンズＣの話題で盛り上がった。サンライズジバング(牡４・鹿毛・池添・前川厩舎)といえば、３歳時クラシック戦線に参戦して将来を嘱望された馬だ。だが、ダービーで思ったような走りが出来ず、ダート戦線にスパッと切り替えた。その年の９月に盛岡で結果を出し、ダート３戦目にみやこＳ(京都ダ1800ｍ)を勝って、中央重賞初勝利を上げる。今年の５月には名古屋グランプリ(名古屋ダ2100ｍ)を勝って待望のＧ�汽Εぅ福爾箸覆辰拭�しかし、秋２戦は盛岡、船橋とレース(Ｇ��)に臨むが思うような走りが出来ていない。そしてこの11月に平井助手が再び担当となり、今回のチャンピオンズＣへ参戦するのである。着々と準備は進められ一週前追い切りは栗東ウッドチップコースで、そして最終追い切りは栗東坂路コースで行われた。一週前調教では３頭併せの外を走り、最終コーナーを回って直線に向くと内の２頭を置き去りにしてグイグイと力強いフットワークで伸びた。絶好調である。坂路コースの最終追い切りは、何もこんなに混雑しているタイミングで走らせることはないだろうと思う程大勢の馬が調整を行っている中を走った。よって真っ直ぐ走れない。前に行くには横へ進路を変えて走るしかない。そんな状態でもスピードに乗った素晴らしい走りで坂を駆け上がって来ている。間違いなく絶好調である。500kgを超える大型馬で見るからに雄大な姿なのだが、フットワークがそれに見合った動きをするものだからとてもバランスが取れた運動神経抜群の馬に映る。ここで一気に才能を開花させダート界の頂点を狙おうではないか。ガミは芦毛馬の出走が無いということもあり、今回はオレに乗っかるようだ。マスターはというと「お前の楽しみに付き合う程暇じゃねぇ」と言って、明日予約が入っているパーティの準備に取り掛かるようだ。オレは「忙しそうな振りをすな」と言ってダートと砂をかけてみたが、誰も取り合ってくれない。一人寂しくジャックダニエルのハイボールが喉を伝って行く。頑張れ！ジパング！応援している！
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