スナック・パドック「2025年・チャンピオンズＣ」終えて・Part２

ガミ「人間、ココっていう時には地元の言葉が出るっす」
オレ「なまら悔しいっしょ」
ガミ「とても悔しいって言ってるっす」
マスター「通訳かお前は」
オレ「坂井は確実に成長してるな」
ガミ「３連覇っす」
オレ「川田の悔しそうな顔が印象的だったな」
マスター「坂井には若者らしい清々しさがあるな」
ガミ「将雅には玄人好みの冷静さがあるっす」
オレ「ゴクミはどっちを選ぶかな？」
マスター「アレジの奥さんのゴクミか？」
ガミ「ＮＨＫ『鶴瓶の家族に乾杯』で見たっす」
オレ「良い歳の喰い方をして立派な大人の女になったもんだ」

今夜のスナック・パドックはチャンピオンズＣの話題で盛り上がった。後藤久美子がスイスから来日している。子育ても落ち着いて生活に余裕が出たのだろう。日本でまた荒稼ぎをしようという魂胆だろうか。今年のチャンピオンズＣを勝ったのはダブルハートボンドという４歳の牝馬である。牝馬のチャンピオンは１０年ぶりだという。１０年前にはサンビスタ(牝・黒鹿・Ｍデムーロ・角居厩舎)が12番人気を跳ねのけ直線差し切り勝ちを収めていた。ボンドを直訳すると「結合」、二つのハートを結合する＝仲人さん。お節介なお姉さんが中京競馬場の舞台で大それた走りを披露した。今後もお節介な走りで競馬界を盛り上げて行くことになるのだろう。先日、YouTubeの対談番組で今村聖奈騎手を観た。レース実況で映る彼女は度々見ているが、椅子に座って勝負服以外の私服姿を見るのは初めてだった。可愛いではないか。２２歳の若さが眩しいのはもちろんだが一つ一つの仕草が実に可愛らしい。しゃべりも達者でいつ騎手を引退しても食べる道は十分にある。細江純子もウカウカしていられない。そうなったらオレは聖奈ちゃんを全力で応援する。「楽しい情報が耳に入ったぞ」マスターは女性のコトとなると黙ってはいられない。「聖奈は俺が守るっす」ガミは正義感丸出しで見事なフライングだ。「まだまだ先の話さ」オレは聖奈ちゃんの笑顔を思い描いてジャックダニエルのハイボールを煽った。爽やかな清涼感が喉を潤し明るい未来の競馬界を見守る覚悟が出来た。来週は２歳馬牝馬女王決定戦・阪神ＪＦ(芝1600ｍ)である。チャキチャキ娘たちの爆走に期待しようではないか。