競馬との出会いは後輩が「儲け話に乗りませ

競馬との出会いは後輩が「儲け話に乗りませんか？」と言ってきたのが最初。調子のいい馬がいるという事だった。今から考えるともっと良い誘い方はなかったのか？と思う。馬券の種類などわからないので後輩のわかりにくい説明を聞き「１着を当てるやつ」と頼む。当時の私は競馬への興味はゼロ。馬券を頼んだのも話のネタとしか思ってなかった。当時は寮住まいで外出から帰ると後輩から的中だったと告げられた。でもその時は儲けの半分以上を後輩にあげて終いだった。が、その数週間後に今度は先輩が先ほどの後輩と大騒ぎ。聞いてみると日本ダービーのミホノブルボン―ライスシャワー馬連でガッツリ儲けたとの事。そして約半年を経て運命の秋天。日本ダービーの事もあり仲間内では秋Ｇ１で盛り上がり。相変わらず競馬に興味のない私だったが、また話のネタという事で馬券を買う事に。今度は自分でしっかり選んだ。１点は皆が勧める人気のトウカイテイオーとナイスネイチャ馬連。もう１点は何故か遊び心でを買いたくなり一考。思いついたのが当時のＣＭに出ていた高倉健さんにまつわる馬券。１頭はすぐに「ムービースター」で決定。もう一頭はすぐには見つからなかった。高倉健、タカクラケン・・おお！いた「レッツゴーターキン」少し強引だけど。で、馬連２点に１０００円ずつ賭けた。その後、私はパチンコ打ちに行った。散々負けてから寮に帰ると先輩が「おめでとう、当たったよ。」と言う。「ありがとうございます。みんなも当たったんでしょ？」と聞くと、「冗談じゃないあんなの買えないよ。」・・・当ったのはタカクラケンの方だった。これが私の初的中の話。今では絶対にやらない買い方。スーパービギナーズラック。