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2017/12/22 00:34
有馬記念の公開抽選、ちょっと前はこんなイ
有馬記念の公開抽選、ちょっと前はこんなイベントなかったのにJRAも色々よく考える。特に今年はTVで特番が組まれてる気がする。話題の中心はキタサンブラックと武豊だが菊花賞のパートナー北村騎手には少しも触れられない。騎手といえば今年の秋は外人外人と騒がれ、またミルコだ、またルメールだと騒がれたが、ひと昔前はそれこそ武豊オンリーだった。98年に桜花賞と秋華賞を勝利したファレノプシスには新馬から石山騎手が騎乗。エルフィンSまで3連勝でチューリップ賞へ挑むも4着に敗れた為、即、武豊に乗り替わり。牡馬戦線でもセイウンスカイが徳吉騎手を背に新馬→ジュニアCを連勝して弥生賞へ挑戦したがスペシャルウィークに敗れ、皐月賞から横山典騎手へ乗り替わりになった。馬主だって遊びじゃないから腕のある騎手が空いてたら依頼するのは当然。本当にシビアな世界だ。98年春のG1は重賞連勝のメジロブライトが春天を、同じくサイレンススズカが宝塚記念を制した。この時2戦とも2着に食い込みG1戦線に浮上してきたのがステイゴールドだ。女傑エアグルーヴは宝塚記念では3着に終わる。タイキシャトルは安田記念を圧勝し海外挑戦へ。しかし春のクライマックスは武豊の日本ダービー初勝利だ。皐月賞ではセイウンスカイに惜敗だったが本番では5馬身差の圧勝。あの冷静な武豊がゴール前で鞭を落とし大きなガッツポーズを何度も何度も繰り出した。その前年の川崎で私が全日本2歳優駿を現地観戦した時の話。アグネスワールドで快勝した武豊がウィナーズサークルから引き上げる途中に私の横にいた人のサインに応じた。私は色紙とか持ってなかったので「来年はダービー勝って下さい。」と、激励のつもりで言ったら結構強い目つきで睨まれた。やはり気にしてたんだろうな。その武豊がキタサンブラックとのラストランでどんな騎乗を見せてくれるか今から楽しみでならない。