昨日の有馬記念。「国民の馬」キタサンブラ

昨日の有馬記念。「国民の馬」キタサンブラックがターフを去った。Ｇ１勝利７勝最多タイ・歴代賞金王が話題だが大阪杯が新設されたりＪＣや有馬記念の賞金額も昔よりアップしてるからそういう比較はどうかと思うが通算２０戦１２勝でＧ１レース１４戦７勝。立派な成績だ。来年ターフに残った馬たちはどんな戦いを繰り広げるのだろう。楽しみでならない。ここでノストラダムスの大予言でヤバさＭＡＸだった１９９９年の話。年明け早々ＪＣを制したエルコンドルパサーは海外長期遠征を敢行。国内ではダービー馬スペシャルウィークが重賞を連勝し現役最強に挑むべくステップアップ。Ｇ１開幕のフェブラリーＳでは地方馬「岩手の雄」メイセイオペラが勝利。最初からとんでもない展開だった。３歳では名牝ベガの初仔アドマイヤベガに注目が集まっていたがきさらぎ賞でナリタトップロードがクラシックに名乗りを上げる。この２頭は弥生賞で早くも対戦、まずはナリタトップロードの勝利。クラシックは２強対決かと思われる中、「最終便」毎日杯を快勝する１頭の栗毛馬あり。「歌劇王」テイエムオペラオーだが、この時は格下に見られていた。前年のＧＰホース「怪物」グラスワンダーが順調さを欠く中、伝説の１９９９年の役者は揃った。