競輪
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2017/12/26 20:00
地球滅亡予定だった１９９９年春は中山グラ
地球滅亡予定だった１９９９年春は中山グランドジャンプ創設の年。先日の中山大障害は感動した。もちろん障害レースは大好きだ。完走して拍手が起こるの春秋の障害Ｇ１に負担重量１トンのばんえい記念ぐらいじゃないかな。あと障害Ｇ１のファンファーレは映画の名作「ベンハー」を彷彿とさせるからこれも大好きだ。平地Ｇ１も名馬による名勝負が繰り広げられ、とても印象深い年だった。牡馬クラシックはＡベガとＮトップロードの決戦と思われていたがＡベガは中間で調子落ちが伝えられ馬体重１２�垳此�レース前には結構強い雨まで降ってきた。そんな中勝利したのはテイエムオペラオー。この馬は毎日杯の勝ちで注目していた。当日は都合が悪くて馬券は買えなかったがレースには間に合いＴＶ観戦。四角ではとても届きそうにない位置でトップロードは抜け出そうとしてたから「思い過ごしか」とあきらめかけた瞬間、一気の鬼脚で差し切り勝ち。思わず近所迷惑レベルの驚きの声が出てしまった。そして春天はスペシャルウィーク・セイウンスカイ・メジロブライトの三強対決に注目が集まる。３頭の脚質もあってレース運びも注目だったが結果はセイウンスカイの逃げを絶妙なタイミングで交わしメジロブライトの追込みも完封したスペシャルウィークと武豊に凱歌。怪物グラスワンダーは順調さを欠きながらも京王杯ＳＣをとんでもない末脚で勝利し健在ぶりを示した。そして海外長期遠征のエルコンドルパサーは休み明けのイスパーン賞を僅差の２着に好走した。そして迎えた日本ダービー。故野平祐二調教師の高評価もあってか皐月賞前とは打って変わりテイエムオペラオー評価は急上昇し３強ムード。ナリタトップロード鞍上渡辺・テイエムオペラオー鞍上和田の両名が若さ溢れる強気の騎乗で勝利をめざしナリタトップロードが勝利しかけたその瞬間、武豊・アドマイヤベガが怒涛の末脚を繰り出して勝利。この日も都合がつかず行きつけのスナックのマスターに頼んだテイエムオペラオーの単勝馬券が紙くずと化した瞬間だった。翌週の安田記念では断然人気の怪物グラスワンダーがエアジハードにまさかの差し切り負け。そんな流れでの春のＧＰ宝塚記念。春天を快勝したスペシャルウィークが１番人気で名勝負が期待された。レースは３角から武豊・Ｓウィークが動き、的場・Ｇワンダー追いかける。ナリタブライアンとマヤノトップガンのようなマッチレースかと誰もが思った瞬間、グラスワンダーがスペシャルウィークを一気に置き去りにするという驚愕の結末。ガチで下あごアングリ状態。グラスワンダーのレースではコレが一番印象深い。まさにワンダーホース！その１週前にはエルコンドルパサーがサンクルー大賞を快勝するというニュース。前年の凱旋門賞１・３着馬に仏・愛ダービー馬を相手にしての勝利に秋への期待が沸き立った。ホント、この年とんでもない。そして１９９９年７の月を迎えても地球は滅びる事なく期待膨らむ秋を迎える。
- ファー
- ベンハー
- ベガ
- トップロード
- テイエムオペラオー
- スペシャルウィーク
- セイウンスカイ
- メジロブライト
- グラスワンダー
- エルコンドルパサー
- ナリタトップロード
- アドマイヤベガ
- エアジハード
- ナリタブライアン
- マヤノトップガン
