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2018/02/23 06:47
お世話になった馬
門別遠征はいつもの調子だったら1泊2日で十分なのだが、見知らぬ土地を自分の運転で進むという不安要素があるので行動に余裕を持つ必要があった。これには「観光地の警察はレンタカーを狙ってスピード違反の検挙率を上げている」などという職場の上司のありがたい助言を頂いた事もあるが地図を見ながら予定を組んでいるとナカナカ魅力的な場所が多いので、ゆっくり時間かけて行こうという気になってしまった。その上、その年の盆は珍しく実家に兄と弟が同時に帰省する事になっていたので必ず帰ってきてほしいと母親に頼まれていた。そんな訳で遠征の予定は1日目はノーザンホースパークと平取町への移動、2日目はサイレンススズカのお墓参りと平取町観光からの富川へ移動、3日目は門別競馬、4日目は朝から札幌に移動からの九州帰省というように決めた。そしていよいよ遠征当日。8時羽田発の便で札幌入りしてレンタカーの手続き。終了後いよいよ出発。車は職場のもの以外は久々だ。いつものようにガッチリ地図をプリントアウトして持参していたがレンタカーには高性能カーナビが装備してあったので地図はほぼ無用になった。ノーザンホースパークには空港から30分ほどで到着。早速、入場する。当たり前だが馬だらけ。馬車は走ってるし、いくつもあるパドックには色んな種類の馬がいる。ディープインパクトの母・ウインドインハーヘアもいた。フサイチペガサスの黄金像もある。場内は広いのでサイクリングできたりパークゴルフにバルーンアーチェリーなんかもできるようになっている。ホースギャラリーにはノーザンファーム産と所有の名馬の記念品が展示されている。しかし目当ては繋養されているかつての名馬だ。見学厩舎に行くと京都記念勝ちのマックロウ・JCダート勝ちのアロンダイトらがいた。そして2002年のマイルCSで単勝的中してお世話になったトウカイポイント。この見学厩舎ではニンジンクッキーを購入して馬に与える事ができる。彼のために購入してお礼を申し上げる。「トウカイポイントくん、その節はお世話になりま…」ガン!見るとポイント君は「はよよこさんかい!」と猛烈にイキって扉に蹴りを入れていた(苦笑)これ以上怒らせても仕方ないのでそそくさとクッキーを献上して厩舎を出た。いつまでも居れるくらい心地よい空間だったが昼を過ぎた頃に土産を購入してノーザンホースパークを後にした。目指すは平取町。見知らぬ土地でのドライブは続く。