名馬の鬣切り事件について

一般のニュースにも取り上げられたけど世間的には忘れられてきた頃か？
写真は先週の東スポだが、この新聞の後にビワハヤヒデも被害にあったと判明。しかもネットオークションに出品。本当に酷い話である。

競馬が好きな者にとっては許しがたい事件だけれど、最近よく起こってるあおり運転をはじめ、世の中信じられない事をする者はどうしたって存在する。
今回は鬣を切られて牧場と馬たちが被害に遭ったわけだが、もし馬が驚いて鬣を切ろうとした者が怪我をした場合、牧場と馬の方が世間的に悪く言われてしまう可能性だってあったのだ。

牧場側のご厚意で馬とふれ合う機会を提供してもらっていたのだが、やはりこういう者に対して警戒するという事は絶対に必要な事だと思う。そしてこういう者と善良な馬好きを見分ける術はない。こんな輩とひとくくりにされるのはガマンならない話だが、牧場と馬の事を考えると受け入れるしかないだろう。

ちなみに私は北海道には9回ほど行っているけど牧場で馬の見学をしたのはノーザンホースパークくらいだ。私は基本ピンで行動するから私一人のために牧場側の仕事を増やしてしまう事にものすごく抵抗を感じたから、どうしても踏み切れなかった。業務の一環として入場料でも見学料でもキッチリ取った上で見学を行ってくれるなら私みたいな者でも遠慮なく行くことができるし、監視役の警備員を雇う足しになるんじゃないだろうか？

被害に遭った馬たちと牧場さんには悪い言い方かもしれないけど、今回の事件が教訓になればいいと願うばかりである。