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2020/02/04 21:24
レディースヴィクトリーラウンド高知
LVRの前身のレディースジョッキーズシリーズには当たり前だが女性騎手しか乗れない。
考えてみれば乗り役にとって飯の種であるレースにシリーズ参加の女性騎手しか乗れないというのはスゴイ事だ。トップ騎手であっても飯の種を無条件で譲らねばならないのだから。厩舎にとってもフルゲートなら十数頭は出られるトコが5.6頭なんだから空いた枠が勿体ない。
少頭数だから見た目もナンだか寂しく見える。夏の札幌のワールドオールスタージョッキーや年末のヤングジョッキーズシリーズは騎手のアタマ数が揃うから、こんな事を感じる事はないがLVRの前身・レディースジョッキーズシリーズを思い出しながらそんな事を考えた。
LVRは女性騎手だけなら少頭数になるところを男性騎手を交えて行われる。苦肉の策だと思っていたが、シリーズのポイントが「先着順」ではなく「レースの着順」によって与えられる点が実に面白い。
本日の第1戦では女性騎手上位3人は宮下(3着・15P)→岩永(5着・10P)→木之前(6着・8P)、第2戦はミシェル(1着・30P)→宮下(2着・20P)→木之前(3着・15P)。第1戦でミシェルは11着で大きく差がついてしまうところが最先着の宮下が3着だったため第2戦の勝利で一気に追いついた。普通の配点なら宮下騎手が大きくリードしてるトコだが高知ラウンドを終えてトップの宮下騎手と2位ミシェル騎手の差はわずか4ポイントだ。
本日のレースではスタートがイマイチでもキッチリ追い込んでくる宮下騎手に出遅れてばかりの馬を3番手に付けて快勝したミシェル騎手、2人の騎乗ぶりが光った。あとは岩手の関本騎手。2戦ともスタートを決めてレースを引っ張った。失敗を恐れずガンガン攻めたトコが凄くヨイ。若手らしくて見ていてとても気持ちがよくなる騎乗だった。次もイケイケで頼む。
それにしても...SAGAにしようかな♪NAGOYAにしようかな♪やっぱりヤメとこかな♪ ← WOWWOWのCM風に読んで下さい
写真は第2戦の直線でミシェル騎手が抜け出すところ。もちろんグリチャ観戦。