私的ウイニングポスト９　２０１１年１月〜３月

大忙しの１２月４週が終了すると新たな年が始まる。１月・２月のビッグレースは国内はフェブラリーＳ、海外はペガサスワールドカップくらいなので、この時期重要なのは明け２歳馬の情報収集。１月１週から２月４週の８週間で明け２歳馬の競走能力が牧場長の報告でぼんやりと見えてくる。競走で最も重要なスピードがどのくらいなのかはデビューしないとわからないがココで評価が低いと期待はできない。スピードと同じくらい重要なのがパワーで坂のあるコースや重馬場や乾いたダートでの適性がわかる。時々ダート馬なのにパワーなしとかいるから、この場合はほぼお手上げだ。

２月４週のフェブラリーＳが終わるとドバイワールドＣへの招待馬が決定する。
史実では東日本大震災直後にヴィクトワールピサが優勝して日本の競馬ファンに希望を与えてくれたが、私のウィポでは前年の米国３冠馬・ヴィクトワールピサは招待から漏れてしまった。厚切りジェイソンみたいに「ＷＨＹ！ウイニングポスト！」と言いたくなったが、どうしようもないのでそのまま進行した。

３月５週のドバイミーティングと高松宮記念が終わると直後に当歳馬の出産イベントが発生する。どんな馬が出てくるかドキドキものだ。まず全体を見て牡か牝かで１度、オオ〜ってなる。次に１頭１頭見てもう一度一喜一憂する。当歳馬が期待できるかどうかは写真下の印でわかる。マークした所に◎が付いてるとかなり期待が持てる。２０１１年の我が牧場は当歳馬１５頭中６頭に◎〜△の印が付いてて、まあまあといったところだった。