風のたより【シンメイフジ】

約20年ぶりに週刊ギャロップを買いました。
お目当ては岡田牧雄氏のパドックの見方解説。
種牡馬ごとの産駒傾向を解説しているので、出資馬選びの参考になります。

で、本題のシンメイフジですけど、
パラパラ頁をめくると偶然記事を発見。
シンメイフジ(父フジキセキ、母レディミューズ　主な勝ち鞍…新潟2歳S、関東オークス)

母レディミューズは一口生活２年目に出資した馬になります。
桜花賞でG1出走を叶えてくれて、オークスでは4着と大健闘。
この4着が未だに我が家のG1競走最先着です。

そんなミューズの代表産駒がシンメイフジ。
ロードで募集されなかったのは残念ですけど、
ミューズの子供が重賞制覇と聞いて、とても嬉しく思った事を覚えています。
ミューズの繁殖生活もこれで安泰。
そう思っていました。

ミューズの子供がロードで募集されていても、我が家の出資候補になることもなく、追いかけもせず月日が経ちました。
今年ふとネットケイバでミューズを調べると、何年か前にケイアイファームから辻牧場に移っているではないですか。
これは命が危ない証拠ですよね。
2016年の産駒は何処かで載っていましたが、2017年は見当たらない。
さすがに高齢になってきましたし、最悪の結果が頭をよぎります。
ミューズ元気にしてると良いんですけど。

シンメイフジを出せただけでも、他にも繁殖牝馬を残せただけでも良しとするべきでしょうか。
シンメイフジには今年もロードカナロアがつけられたみたいです。
新しい命に夢の続きを、なんて思い描きもしますが。
その裏で、失われる命がある現実を突きつけられています。