ユニオンデビューは明暗

年末にグランヴィクトリア、先週はアンジュミニョンがデビューしました。

グランヴィクトリアは目標レースを除外になり翌週へ。
デビュー戦は終始頭を上げて追走、結果11着と見せ場のないレースに。
実力を発揮できませんでした(調教師談)。
外厩に半年放置され13-13を何週間もして、ようやく入厩させてもらえたのが10月。
12月に入ると坂路時計も悪くなり続け、正直出来落ち気味…
GCのパドック解説では馬っぷりの良さを誉められていましたが、個人的には完全に太め残りに見えました。
今後は芝中距離で続戦とのことで、自分のペースで追走できるレースで少しでも前進を期待します。

一方アンジュミニョンもグランヴィクトリアと同じレースを目標にしていたものの、気性面の不安から回避。
ゲート内で自分を見失って固まったり、坂路に向かう手前で固まったり、不安しかありませんでした。
ところが、右に傾くフォームを矯正する目的でプール調教を開始したところ、全身を使えるようになっただけでなく、精神面の落ち着きも手に入れることに。
プールが合うらしく、年末は追い切りよりプール優先で調整。
その効果があったのか、先週のデビュー戦ではパドックやゲートで固まること無く無事に出走できました。
ポンとスタートすると道中は離れた３番手を追走。
直線で１頭に交わされたものの、最後にグイっとひと伸び。
パドックでの歩様から腰が甘いかと少し不安でしたが、今後につながる良いデビュー戦になりました。
こちらも続戦で、来月頭に芝・ダート両にらみでいくそうです。

２頭ともお疲れさまでした。レース後も痛みなどは無いようで、ひと安心です。
次走も無事に元気に走ってください。応援してます。