恥ずかしそうに席を譲っている若い人

昨日の電車の中での出来事。やっと電車がきて乗車し席を確保していたら、若い人も横にズドンと座りちょっと呆れていました。すると後から赤ちゃんを抱いたママとベビーカーを持ったパパが続いて載ってきたのです。そしたら、若い男性が、やにわに立って席を譲ろうとしました。そのママは直ぐに降りますので結構ですと返答しました。ちょっとばつの悪そうに座り直したので、私は｢偉いねぇ、あなたも将来パパになるかもしれないものねぇ｣と思わず声をかけてしまいました。その若い人は｢ちょっと照れ臭いです｣と答えて、スマホに目を落としました。しばらくして駅に着くとそのママとベビーカーを持ったパパとその後にいたらしいおばあさんが若い人に笑顔で頭をさげプラットホームに出て行きました。なかなか最近では見かけない一瞬のドラマに感動しました。何気ない優しさはまわりをあたたかく包むのですね。