最近、生きてきた意味が解らなくなってきま

最近、生きてきた意味が解らなくなってきました。自分のために使った時間がほとんどないからです。何のために生まれてきたのか…。やりたいことも出来ないまま身体が弱っていくのか、と思うとやりきれない思いになってきます。何故、母は私を生んだのか。母は生きている間、ずっと私を支配しては人には私の事を駄目な子で、といい続けていました。私は駄目な子を演じ続けなければならなかったす。母が死んでからはようやく、解放感を味わうことが出来てきました。やっと自分らしく生きていく自信が生まれてきたのでした。いままでやれなかったことや我慢させられていたことがむくむくと沸き起こってきたのです。それほど抑圧的な親でした。過保護ではなく過干渉な親でした。そこまで子どもを支配してしまうと、母が死んだ事が悲しいと思わずやっと解放されて自由になれた、と思ってしまうものなのです。墓参りなどにも全く行く気持ちが起こってこない。ただ、父は良く働いて、障害を持っていながら頑張っていましたので父に対して、感謝の気持ちと誇りさえ感じています。忙しくしていてなかなか話しが出来なかったのが残念です。だから、父の働いた、生きた軌跡を大切にしたいと思う心が強くなりました。しかし、人からはかなり誤解され偏見を持たれ随分嫌な思いをさせられました。しかし、そんな嫌な思いをしたからこそ、もっと父をいとおしく感じてしまいます。そしてもっともっと誇りに思えるのです。父の娘で良かったと。ただ、亭主に私の時間を使われて、再び何のために生まれてきたのか分からなくなっているのです。悲しい現実はまだ続いています。おそらく、母の時のように亭主が亡くなると解放感に浸れるのかな…それだけが一筋の光になっています。もっと私を大切にすれば墓参りにも行く気持ちになるかもしれません。しかし、今のままでは…足が向かないかもしれません。一輪の花さえ摘みたくないかな…。人間を支配するとは実に深い嫌悪感を相手に与えてしまうようです。