993件のひとこと日記があります。
2017/10/06 10:48
ノーベル文学賞は日本への警鐘
何やら騒がしい日本です。近隣諸国との会話を重要視せず、やたらとアメリカやソビエトなどにスリより、安全を確保しようとしていると海外からは見えているようです。もっと日本には長い歴史の中で培ってきた、独特の人間関係があるはずではないのか。と言われているように感じました。だから、日本からイギリスに移住し、日本国籍を捨てイギリス国籍を取得するには相当の覚悟が必要だったでしょう。東洋人の中の日本人と特定したのは日本には独特の考え方と美意識があるからなのです。古い美術工芸品からは貧しいけれど気高さが感じ取れるからです。今回受賞したイシグロ氏は日本を離れたからこそ見えてきた日本の美意識を客観的に捉えることの出来た、数少ない文学者なのです。異国で、いろいろな言葉に出来ない苦しみを味わってきたことでしょう。そして、人間への理解を深めていったのだと思います。それを言葉という道具を用いて表現したから尊いのです。人類が獲得した言葉の中で世界で広く使われている英語という言語を用いて人間を、そして日本人以上に日本を表現したからなのです。\(^-^)/おめでとうノーベル文学賞 カズオ イシグロ様
-
そらさん
イシグロ氏のニュース新聞で見ました!
心からおめでとう!と思います -
そらさんがいいね!と言っています。
-
エチゴノジジさん
江戸時代に作られた木工品や建物の中には、今の技術では、再現できない物が数多く有ると聞きます、職人が伝え継承してきた物が、文明開化と共に無くなってしまったのでしょうね。
-
エチゴノジジさんがいいね!と言っています。
-
シドと白昼夢さんがいいね!と言っています。
-
R&pokoさんがいいね!と言っています。
-
スミレ詩人さん
日本には正倉院という宝物殿があります。その中に玉虫の厨子というのをご存知ですか?お釈迦様の教えが書かれたとされる書物を納めてある箱のことです。その箱は玉虫という昆虫の甲羅というか羽といったらよいのか、それから取った玉虫色の入れ物なのですが、死んだ虫が残した羽を繋ぎ合わせて実に美しい形を作っているのです。虫でさえ死後もこうして何らかの役にたっていくのだ、と考えてしまう伝統工芸品なのです。日本には生き年生きるものを大切にするという考えがありました。