あまり投票に行きたくない

長年、人間社会にいて日本人として生まれ選挙権が得られて、国民の義務と考えほとんどの投票には出掛けていました。しかし、今回の選挙は見え見えの候補者の利権だけの選挙に思えてきて行きたくありません。安倍さんと小池さんの対戦ですが、この二人に共通するのは自分のための選挙であり、特権を利用してこの国と国民を自由に操りたい願望しか見えてこないのです。どちらに入れてもこの国の実情が変わらないと思えてしまう。安倍さんは加計学園等からの一連の疑惑をあやふやにしたい、小池さんはしがらみと言うあやふやな言葉を使って自分の政治家人生の大台に上り詰めたいだけ(女総理)、つまり、どっちもどっちであやふやにしたいのと、自分の欲望の達成のために、我々国民を利用したいのだ。確固たる意志を持って政治をやりたいのではない。自己主張の達成のためだけにしか思えてこない。そこらへんのオッサンとそこらへんのオバサンがマイクを握って、決まりきった言葉を巧みに操って演説しているような空虚さが漂ってくる。どれだけ職業意識を感じるか、全く感じられない。両方に漂うのは単に身に付いたスキルとしての言語表現能力だけ。言葉に込められた人間らしいや人間愛は伝わってこない。おそらくこの人たちの精神に自分を棄てて現代社会を何とかしたいと言う気概がないからなのではないか。だから、そこらへんのオッサンとそこらへんのオバサンにしか見えてこないのかな…と思ってしまう。この人たちの見栄の満足感の為に投票に行きたくないと思ってしまう。国民の義務を果たして選挙に勝たせる値打ちがあるのかと思えてくる。