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2018/10/02 08:21

多数決の真価

よく聞くのが、人が言っているからだけで、あるモノやある人を直ぐに評価してしまうやり方のことで、怖い評価があるのです。 単純に人が言っているからだけで、その品物をよいか悪いを判断してしまう。自分できっちり見極めたわけでもないのに、人が言っているからだけで、鵜呑みをして判断してしまう。
戦後の日本の民主主義がこれです。
例として、学歴社会や資格社会が今までになく蔓延してしまったことです。 それによって、学歴の高い人や資格のある人をやたらと信用してしまう傾向となり、自分で判断せず、あの先生が言っているから、との判断だけでなんでも信じこんで自分の主体性を放り投げてしまうやり方が、この日本に蔓延しているようです。
確かに、専門分野での学識はあってもその専門分野を学ぶにあたって、その学習方法が、総て「鵜呑み」だけで得た知識だとしたら、その専門分野が少し誤りがあったとしても、信じて疑わない専門を人に押し付けてしまい、自分でも正しいと思いこんで自覚していない、したらどうでしょうか。 それが、命に関わる資格を持った人間だとしたらどうですか。

例えば、煙草について考えてみたい。現在、日本では煙草は百害あって意義はなし、とされタバコを有害物質と決めつける風潮となっています。では何が有害かと聞くとニコチンが有害だと言う。そして、タバコ依存性になるからとか、空気が汚れるからとか聞かされます。
誰かが言い出した言葉をそのまま聞いて、タバコは害があり悪い物質だ、と決めつける傾向にあります。 実際にタバコとはどんな物質かは自分で知ろうともせず、人が言っているからだけで良くない物質とされています。
タバコとはどんなモノですか、と聞いてもただ煙たい、言う返答だけに終わります。このタバコという物質が何で出来ているかさえ知らないか、知っていてもただ悪いモノと決めつけるのでよく知ろうとも思わないのです。
これが自然界で自生していた生薬であったのを、栽培し始めてタバコとして広まったのが15世紀頃だ、なんて知らないのに、一方的に敬遠してしまうようです。つまり、思い込みがもたらした見解です。 そのくせ、漢方に使われている生薬ならなんでも良品と信じこんでしまい、常用するのです。
つまり、「薬」として販売されていたら何でも身体に良いと思い込み、必要以上に飲んでしまうようです。 精神安定剤という漢方薬なら間違いない、と思い込んでしまう。煙草にあるとされる精神安定機能は全く悪質だと排斥されてしまうのです。 しかも煙草は身体の中と言っても吸引しては吐き出して使い、直接身体に取り込まない品物であるのに、悪質な物質とされて被害があるように思いこんでいるようです。 実際にタバコは飲み込むとかなり有害だと言われています。しかし、タバコと同じニコチンの多い植物は何かと言うとスギナやタカサブロウという植物なのだそうです。このニコチンの多い植物を使って花粉症や利尿作用に効く漢方や市販薬が作られているそうです。
コチンが有害と決めつけたため、これらの成分は薬だから別の物質と思いこむように脳が別枠を作ってしまっているのです。

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