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2018/10/07 11:33

沖縄に見習って

知事選挙は沖縄県民の永年の苦悩の表れだと思います。やっと、日本の民主主義に一歩踏み出すきっかけを作ってくれました。なかなかノーと言えない日本人がやっと、嫌な事は嫌だ、困る事は困る、と沖縄の人たちが言ってくれました。これは永年、本土から偏見や差別を受けてきた沖縄の人たちの強い意思と生き方なのですね。日本人はどうしても人の顔色を見たり、ボス的な意見に合わせないと仲間外れになってしまうことを恐れて、自分の考えを率直に言わない傾向になっていました。つい、媚びてしまうのです。 もう、そんな生き方はやめませんか。

今も、日本本土に残る、学歴や資格に依存した結果、うまれてしまう偏見や男性と女性との性差別による意見の重視度の違いによる偏見、もう年寄りだからと、若い者からの押し付けによる偏見、高学歴の職業なら何でも信用する、信用してしまうといった偏見、東京や大阪等の都会と農業や林業、畜産等の生活に密着し生産性の高い地方を軽視してしまう偏見。格好いいだけで重視するなどの偏った基準で人間を見るのは止めるべきです。

生きることはそんなに格好良くできないのです。 カッコ悪く続けているうちに何かを身に付けて、知らないうちに人の簡単に出来ない仕事をしていた、ってことがあります。

先日、亡くなった樹木希林さんは決して格好いい女優さんではありませんでした。そして、その夫の内田裕也さんは格好いいロック歌手でしたが、葬儀を見て思ったことは樹木希林さんの方がよっぽど格好いい生き方をなさったように思います。妻の葬儀に車椅子で現れ、何を言っても甘ったれ老人にしか見えません。関係者や妻や子ども等に甘えて生きて、カッコ悪くさえ思ってしまいました。 それに比べて奥さんはカッコ悪く生きても信念を貫き我慢しつづけた結果が美しいのです。

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