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2019/01/19 02:49
特殊
普通に育てられた人はいいね…親の愛情を普通に感じる子どもはいちいち、自分が何で生まれたのかなんて考えなくていいのだから。 女の子が生まれたら、普通に雛人形を買う。そして、雛祭りを楽しむ。
私は雛人形を買えない程貧困だったわけでもないのに母親は買ってくれなかった。小学校に入った時、ランドセルを楽しみに祖父母の家ランドセルだった。思わず、泣いてしまった。周りの大人たちも赤いランドセルに交換してもらったほうがいい。と母親に言ってくれたが交換に行ってくれなかった。私は黒のランドセルで小学校に通わなければならなかった。男の子から「お前のランドセル、兄ちゃんの古か」ってからかわれた。
私の母親は私を大切にしてくれなかった。 何故、他の子と違うのかな…と思い続けながら育ってきた。
私は母親からいじめられて育ってきたようにしか思えない。母親はもちろん私を産んだ実母なのに…。
かなり大きくなって気がついたことがあった。母親はしょっちゅう実家へ帰っていた。ひと駅向こうの実家へ毎日のように行っていた。何か気になっていたのだろう。
母親の一番下の19才離れた弟のことが気になっていた。祖父母がまだ元気なのに…。ずっと気になっていた。私をほっちらかしてでも出かけていた。
これは私が思ったことだが、母親は父と結婚する前に誰かと結婚するつもりで付き合っていた人がいたのではないか。そして出来たのが私と9才しか離れていないおじさんとされる人物ではないかと。つまり、私の兄なのにおじさんとして祖父母の籍に入ったのかな…。息子が可愛くて私のことをほっちらかしにしているのかなと、どうしても勘ぐってしまう。
そして、雛人形を買って欲しいと強く言うと、もう大きいのに…とぶつくさ言って、雛人形を買うならピアノを買ってあげると言い出した。そして、私は生涯雛人形のない娘として現在に至っている。
これは特殊ではないですか。