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2019/04/02 17:42
年号
昨日の年号の発表ですが、選定する有識者をどんなふうに選んだのですか?誰が選んだのですか?
安倍晋三の独断と偏見ではないでしょうね
春といっても5月に皇太子が天皇に即位されるのに、なんで梅の花が出てくる万葉集を引用したのですか?
文化の代表として万葉集を持ち出したとするなら、俳句などが外国の人にも浸透している現実を考えるなら、季語などに精通している人にとって季節外れの選択と思われてしまいます!!
万葉集は日本人にとって、知っているがよく解らない日本人が多いのです
本来はまだ、平仮名が生まれる前に書かれ、万葉仮名という漢字を使った表記だった。
万葉集とは私の私論ですが、日本の古くからうたわれていた呪術からきていると解釈しています。唱えることにより、何らかの効果を期待する言の葉だったと考えています。
こういった言の葉を唱える効果は世界中にあります。中国から入ってきた漢字を使って、それまで書き表すすべのなかった我が国では漢字を使って話し言葉を表記したのが、万葉仮名だと思われます。古事記や日本書紀等も漢字表記がない頃は口承のみだったのです。つまり、口で唱えるのが普通で文字を持たない民族では口承のさいに、リズムを取って伝える専門家がいたのです。
万葉集を日本にしかない文化と位置付けるのは、軽率なのです。 世界中にある歌謡のひとつと位置付けるなら理解出来ます。
古事記や日本書紀は口承文学だったのを、漢字表記にして伝わってきたのです。万葉集も口承文学を漢字を使って表記したのでした!!当時、口承を最も近い音声に書き表したのが万葉仮名で、聞き取るのと漢字の読みがその時その人によって異なる漢字が使われたりしているのです。漢字の象形文字本来の意味で使われていない場合が多いのです。単に音源が似ているのを、当てはめて使っていたにすぎません。今回の「令」にしても中国での意味からすれば「怜」や「玲」「鈴」「冷」などの派生語とのつながりがあるのです。はじめは音源として使用していたが平安時代に入り、漢字自身の意味を取り入れはじめたのです。しかし、万葉集を取り上げるならば、その時代背景を編纂した時代にのっとって引用してしまうのは、万葉集本来の意味から離脱してしまうのです。
私の大学時代の研究は古事記、日本書紀などの神話でした。仁徳天皇陵でどのような呪術が行われていたのかを想像するのが楽しみでしたが、時代は女性研究者の出現を拒絶し、大学院に行くことが出来ませんでした女性は一人前に扱われためには先ず結婚しなければなりませんでした。