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2019/04/20 18:07
世界一小さいと自慢するけれど…
世界一小さい赤ちゃんが、退院すると言うけれど!! 医学の進歩と技術力の進歩と言うけれど!?
この赤ちゃんのこれからが心配になります。
生まれたのがたったの168週と5日で、お母さんのお腹から切り離されて無理やりこの世に誕生させられたのでした。
普通ならば、妊娠してから昔から言われている言葉で表現すると赤ちゃんは10ヶ月と10日(とつきとうか)で誕生すると言われてきました。つまり、その期間に人間の子どもはお母さんの子宮の中で人間として生まれてもよい身体が造られる、と考えられてきました。 それが、たったの173日、つまり妊娠6ヶ月足らずで自ら呼吸させられ、血管を通して栄養を送られて成長し、3374グラムになって退院するのです。
お母さんのお腹の中でなら、赤ちゃんは子宮と言う水で満たされた容器の中で臍の緒でつながり、ただ浮かんでいるだけでよかったのです。それなのに、自ら呼吸して血管から運ばれた栄養を取り入れる作業を未熟な体でするのです。
何だか、可哀想に思います。
よく言われる早産で生まれてくると、体重が少ないのでやはり生まれてから保育器に入れられ平均体重になるまで、この容器で過ごすのです。つまり、未熟児というレッテルをはられて一生過ごすことになります。平均体重よりどれだけ少ないかで、過ごす期間が決まってくるようです。短い間の方がいいようです。
人工的に過ごす期間が長いと、お母さんとの接触が出来ないので肌から感じる人としての感覚がなかなか得られないのではないか、と漠然と考えてしまいます。
さて、確かに元気そうですが、未熟児網膜症などの各部位に支障がないことを祈ります!!
負担のない人生を祈ります!! 親にも子どもにも…