悲劇

私は最近、この世に生まれてきた全ての人は悲劇を背をわされていると考えるようになった。 本人は知らず知らずの内に｢愛｣だの｢優しさ｣だのに誤魔化され、擬態に染まってしまい思い込みが浸透しているに過ぎないのが解らないままに時間が経過してゆく。他人から見れば滑稽な事柄が多いのは気付かない、エセ幸福感を身に付けてしまうからだ。
愛だとか、幸福感とは何かも解らないのに、多分こうだろうとうやむやにわかったつもりで思いこんでいるに過ぎない。

生きるとは死ぬ為の時間まで食べ物にありつき、便を出し、眠り、まだ生きていれば食べ物を探し、生殖活動をし、疲れたら眠り、出すモノを出していくことに過ぎない。
感情は時には昂り、単純な成り行きに油を注ぐ。

生きている喜び何て死んで見なければ解らない。死ねば、誰れにも言えない。
生まれてきたのは単なる生殖活動のせいで卵子と精子の結合だっただけ
その環境が金があるか無いかに左右され、食べ物にありつけるかなだけ