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2020/08/15 14:46
何故今、大樹、なのか?
タイキシャトルを始めとする、かつての大樹への憧れ?
いいえ、違います。
あの頃の大樹とは全く別クラブと思っています。
では何故、周りでは会員が見当たらない、募集開始しても掲示板で誰も書き込まない、そのようなクラブに注目しているのか?
このヒントは、ユニオンにおけるハクレイファーム提供馬を大人買いした経緯にあります。
商売とは、時に『騙す』という行為がつきもの。どんな業種においても。究極は売れたら良い。そのためには…のような。どうやら私は、そこにアレルギー反応を示すようなのです。
それは普段の生活においても、『このセールスマンは胡散臭いやっちゃな』と思ったらもうダメで、逆に営業ではなく、こちらサイドでの意見を言ってくれる担当者には末永くお付き合いをしたくなる。
色々あった大樹。
その詳細はここでは割愛させて頂きますが、兎にも角にも、現在の大樹を支えているビクトリーホースランチさんは、大樹のかつての汚点により無くした信用を回復しようと必死なのが伝わる。またそれが、(現時点においては)『どんな手を使ってでも』的な方法ではないのが、募集馬の質を見れば分かる。それは走る走らないではなく、それ以前の、出がらしの仔や、明らかに瑕疵のある仔などが皆無である2019年産のラインナップを見ての感想です。これは非常に重要。
『信用を無くすことはせず、ただ一生懸命頑張ります。』
そんな事は実際聞いておりませんが、その思いは伝わります。
ユニオンさんは、これまた面白いクラブで、複数の生産者からなる特殊なクラブですよね。中には上記のコードに引っかかり、アレルギーを反応を起こす事もありますが、数ある中から1つ2つはアレルギーを起こさない馬にも出会えたり、またその年の生産者の事情などから、『やむを得ず』という推理をさせてくれる、そんな駆け引きも面白い。全部が全部詐欺みたいな事をされたらユニオンさんに愛想を尽かすけど、幸い今はそうは感じない。
大樹さん、いっその事クラブ名を変えた方が良いと思うのだが、荻野さん(ビクトリーホースランチ)は、影よりも光の部分を大切にしたい思いなのだろう。大変なのを覚悟の上で、古豪復活を掛けて頑張っている、そんなクラブに『お布施』をしたい、そういう心情なのです。
やるからには儲けたい、その部分は持ち続けての『お布施』ですけどね。いやそういうのは『お布施』ではないか^^;