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2021/09/23 22:09
アスタラビクトリアという繁殖牝馬
元出資馬で、私に初のG�気鬟廛譽璽鵐箸靴討�れた ローブティサージュ 。その母とアスタラビクトリアは「イトコ」という血統である。そのような血縁もあって、ユニオンで２年連続募集されたアスタラビクトリアの仔２頭を出資した、といっても過言ではない。改めて出資馬2頭の母の血統を見ていくことにする。
アスタラビクトリア は、G�毅馨’� ヴィクトワールピサ のすぐ下の妹で、さらに父も母も同じ、すなわち１００％同血の 「全きょうだい」である。その血統をおさらいすると、ネオユニヴァース x Machiavellian x Bustino と累代配合されており、特に「この牝系を大きく繁栄させた功労馬」の母父 Machiavellian の存在がとてつもなく大きい。
Machiavellian は、現代の主流血脈である Halo系、Northern Dancer系 と吸着する配合のキイ Almahmoud 3 x 3 《３代母を戻す牝馬クロス》を持つ母 Coup de Folie を Mr. Prospector との交配である程度薄めた 「The ブルードメアサイアー」だ。
先述通り、主流血脈と脈絡する Machiavellian を母父に構えているので、配合相手を選ばない繁殖牝馬、それが母 アスタラビクトリア だ。
そのような母に、「牝馬に活躍馬を多く出す、すなわち フィリーサイアー の クロフネ を掛けてできたのが アスタラビクトリアの2019 「アスタラグローリア」である。クロフネ × サンデーサイレンス は ホエールキャプチャ が代表となるニックス配合だが、個人的には、募集価格1,800万円で'16 金鯱賞を２着し、通算１億円強稼いでくれた パドルウィール とも同配合で、このニックス配合には以下の裏付けがある。
＜フレンチデピュティ系とSSとのニックス、さらに本馬の牝系との脈絡＞
アスタラグローリアは、 サンデーサイレンス系 の肌馬に フレンチデピュティ系 の配合だが、 サンデーサイレンス と フレンチデピュティ の相性の良さを説明するとき、 Eight Thirty というサイアーがニックスの架け橋となっている。それは、 Eight Thirty 内の牝馬２本とクロスしてのニアリークロス、 Banish Fear ≒ Blue Moon が、サンデーサイレンス x フレンチデピュティ において生じるからである。
また、 Deputy Minister 内の Beau Pere は、サンデーサイレンスの６代母 Belle Mere の全きょうだいである。この全きょうだいクロスが Deputy Minister と サンデーサイレンス のニックスを裏付けるキイとなるのは勿論のこと、 サンデーサイレンス にとってのバッククロスとなり、 サンデーサイレンス の優性遺伝を引き出す効果により活性化する。さらに、本馬の３代母 Much Too Risky の配合のキイ、 Rose Red ＝ Sweet Lavender が、フレンチデピュティ × Turn-to による avendula の牝馬クロスと脈絡する。
アスタラグローリアはこのような配合の母の娘だが、もう一頭の娘アスタラビクトリアの2020についてはのちに書きたいと思う。
- ローブティサージュ
- アスタラビクトリア
- ヴィクトワールピサ
- ネオユニヴァース
- Machiavellian
- Bustino
- Halo
- Northern Dancer
- Almah
- Coup de Folie
- Mr. Prospector
- クロフネ
- アスタラグローリア
- サンデーサイレンス
- ホエールキャプチャ
- パドルウィール
- フレンチデピュティ
- Banish
- Blue Moon
- Deputy Minister
- バック
- Much Too Risky
- Rose Red
- Sweet
- Lavender
- Turn-to
