親睦

後輩は学食で、クラスメートと一緒にいつも3人並んで端っこのテーブルで食べていて
私がその向かい側に座るのが習慣になっていたんだけど
彼のクラスメートに｢ご飯、いつもそれっぽっちで足りるの？男子なのに｣って聞くと
｢十分足りますよ。てか、先輩いつも大盛りですよね。よく太らないっすね｣と
だんだん彼のクラスメートとも話するようになって
クラスメート2人は食べ終わると気を利かせてるのか教室に帰っていって
そのあと後輩とツーショットで競馬談義をするのが楽しみだった。

後輩をゲーセンとかカラオケとか誘ってもどうせ断られる。
多分、2人で遊んでるとデートしてるみたいで恥ずかしかったのか、周りの目が気になるのか
人目につくところには寄り道したがらないので
ある日彼のクラスメートに｢ねー、今度みんなでカラオケ行かない？｣って言うと
｢おお！いいっすねぇ！！｣と乗り気で
後輩だけ｢え？おれもいくの？？｣とか言ってたけど強引に連れていくことになった

そして私も、クラスメートの女子2人に頼み込んで、3対3のデートにしようかと画策してみたわけだけど
2人から条件が出され、｢あんたのお兄さんとも別の日に一緒に遊べるようにセッティングしろ｣だったので
そっちも兄様にお願いして、ビッチ2人の生贄になってもらうことになった。

兄様は社会人だったんで｢職場の人でJKと合コンしようって言って2人適当に連れてきて・・｣とお願いしたらすぐに集まったみたいだ。
社会人が相手だと費用は負担してもらえるのでコスパがいい。
車で送り迎えまでしてくれる。
ビッチ友人2人はノリノリで合コンに来るのであった。