競輪
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2017/10/04 08:13
苦笑い。
内角の144�舛離好肇譟璽箸鮨兇衄瓦い紳乃紊蓮�右中間の中段席に飛び込んた。
松井雅人はそれを見送ると、足早にダイヤモンドを一周した。
まだ二点のビハインド。笑ってる場合ではなかった。
先発のルーキー、笠原が出迎え何かしら声をかける。
ベンチに戻ると、波留コーチらが手を叩いて迎え入れる。中央の森監督は、相変わらず怖い表情のまま。ただスッと右手を出す。
松井は監督と右手でタッチすると、後は出迎えのナインに左手でタッチしていく。
しんがりの亀沢が万歳して迎えると、松井雅人の表情が少しだけ緩む。
「しかたねぇなあ。」
そんなふうに見えた。
愛されてるなあ、松井雅人。亀沢も苦労人。彼も君と同じ心境だったんだろうな。
今年は大いに飛躍した年だった。そして問題は来年。
ただ、あのベンチの一時を見ていると、怪我人さえ戻れば来年こそ中日は、と思ってしまう。
しかしわからないもんだ。数年前まで大嫌いだった中日で、こんな日記を書いちまうなんて。
