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2017/10/28 00:11
大したことではないけれど。
唐突だが、アタシは本当はマイマイではない。実は、これは別の人間、アタシの仲間の愛称なのだ。
ネットケイバの前身・競馬総合CHの事から、この名称で通している。かれこれ17年位だろうか?
若かりし頃、こういった仮の名前が必要なときは総じて借用させて貰っていた。その名残なのである。
さて、前置きが長くなったが、このマイマイに纏わるエピソードを思い出した。無論秋天に関わっている。今日はそんなお話。
15年位前だろうか?勝ち馬が思い出せないのだが、アドマイヤグルーヴとダンスインザムードが二着・三着で決まった事があった。ワイドでちょうど50倍ついた。
このレース、俺はマイマイに頼まれて高崎競馬場まで馬券を買いに行った。当人は、アメリカへの三ヶ月の出張の真っ最中であった。
因みに、彼は普段は重賞のみ買うタイプで、1レースせいぜい2万位だった。ただ、有馬やダービーなどでは50万とか平気で注ぎ込む。ワイドを一点〜三点で買う買い方だった。
この時、出張とあって久しぶりに大きく買いたいと言って来た。国際メールである。一点5万を四点(その中の一点にアドマイヤーダンスのワイド有り)。計20万円だ。
俺は銀行で金を用意し、高崎から確認の電話をした(普通に携帯から電話したと思う。)。
すると、彼は一点5000円でいいという。前夜にカジノで負けたらしい。
察しの良い方なら解るかもしれないが、これ的中馬券になるのである。
俺は当人に何度も「5万いかなくていいの?」と確認をした。第一、そのつもりで金も用意した訳だし締まりが悪い。
結局、マイマイの分2万、自分の馬券(いくらかったかは忘れた)、一応500円ずつそのマイマイと同じ馬券二千円分を買って帰った。
結果、25万の当たり馬券と2万5000円の当たり馬券が手元に残った。自分の馬券は当然ダメ。
事情を知った別の仲間から、「買わなかった事にして換金しちまえ」と揺すられたが、「いいよ別に」とあしらった。結局馬券は2万円で年末帰って来たマイマイに渡した。
よくよく考えると、確かに惜しいかもしれん。見返りに実機を1台買ってもらったが、たった一万で買える代物だった。
それに、仮に当初の予定通り一点5万で行っていたら…。もしかしたら、俺は換金しちゃったかもしれない。ホント、お人好しだったわアタシ。
今となっては懐かしい昔話。それにここんとこテンで会ったり出来てない。昔はマイマイらと毎週飲み明かしたのになあ。
それとアタシ、このマイマイという通り名、気に入っているのだ。
もはやアタシだってマイマイよ。なんたって20年近く名乗ってるんだもの。嘘も方便ってヤツさ。これ、名乗る際には一応許可だってもらってる訳だし(本人はそんな事忘れてるだろうが)。
良いよな?俺もマイマイでも。なあ、マイマイ。