競輪
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2017/12/21 08:13
僅かな光。
永く暗黒の時代に入っている日本男子マラソン。そこに僅かに光が射し込み始めている。まだほんのわずかな光であるが…。
先日の福岡国際マラソン。晴天による高温下の中、大迫傑が２時間７分19秒をマークした。
日本歴代５位の記録であり、世界記録には６分近く及ばない(ただ、世界記録自体がクリーンな記録とはいえないが)。ただ彼自身、おそらく６分台を想定した走りだったと思える位、走りには余裕が見られた。
ノビシロを充分に感じたのだ。
彼はトラックでも5000�辰瞭�本記録を持つ。加えて一万�辰任蓮▲灰鵐好織鵐箸�27分台をマーク出来るだけのスピードも兼ね備える。
現状、世界選手権など日本代表を選ぶとなれば、まず大迫は欠かせない。マラソン一本に絞るのか、二足のワラジを履き続けるのか。非常に注目である。
もう一人、設楽悠太。設楽ツインズの弟である。武蔵越生・東洋大入学の頃は、設楽兄弟の弱い方、「設楽弱」なんて呼ばれていたりした。
正月駅伝以外、目立った活躍もなく、「三が日限定」なんて言われ方もされていたが、昨年は初マラソンの東京でサブテンをマーク。
そして、９月にハーフで１時間０分17秒の日本記録である。
こちらは大迫と違い、ハナから突っ込むタイプ。東京でもハーフ通過１分台というハイペースで最後まで粘った。
こちらはスタミナの強化が課題となるだろう。トラックよりロードの実践が多いのも魅了を感じる。
ちなみにこの二人、同い年。いずれも26歳。東京オリンピックに向け、切磋琢磨し、僅かに照らし始めた光を陽光に変えて欲しい。
その為に、設楽悠には最低でもニューイヤーでは四区区間賞、いや区間新を狙って欲しい。
- ノビシロ
- ツインズ
- ニューイヤー
