復活へのプロローグ。

「フニャフニャしたエメラルドの刃」文化放送的に言えばこんな感じかな。

5月31日、高橋光成３ヶ月ぶりの実戦登板。

肝心の試合は、清宮に一発を許すなど１回１失点。久々を考えれば及第点の内容であると言える。

問題のホームランも、内角のストレートを詰まりながらという当たり。打った清宮が凄い。それにメットライフなら中飛であったと思う。

フォームは、デビュー年に近い形に戻ったイメージ。カクカクしていないし、リリースの瞬間まで頭が動かない。あれならコントロールもアバウトにならないだろう。フィニッシュで沈み込めれば完璧か。

離脱の理由も判明した。右肩痛の再燃。これはウインターリーグに参加し、休みなくキャンプで飛ばした影響と思える。ほぼノースローで休んだのが、今は幸いだったのかもしれない。

相変わらずフォークはエゲツない動きをする。あれを低めにコントロール出来ていれば一軍でも先ず打たれない。

かなり完成度の高い状態になっている。球宴空けの木曜(裏ローテ最終日)あたりを当面の目標か。贔屓目に見なくても、今の光成は期待出来る状態にあると思う。

五年前同様、夏本番に本領発揮となるのか。灼熱のメットライフで、フニャフニャした刃が真剣となるはずだ。