もう一度おくれ。イリュージョンタイム。

忙しい日常に追われ、自分の時間を中々作れない中、仕事と家庭を行き来する僅かな時間に情報を得る術。
私にとって通勤中のラジオがその最善の策である。

プロ野球は、その利点を趣味として存分に活かせるスポーツなのだ。帰宅時間、ちょうどクライマックスを迎えている展開。試合時間といい、見事にフィットしてくれるのだ。

しかも、土日はデーゲームが主。ちょうど子供の相手をしながら、携帯片手に情報収集。暑い夏場はナイトゲームに推移していくのだが、その頃には高校野球が始まる。こちらにとって、実に都合がいいのである。

特定の球団に限らなくても、地元出身の選手を贔屓に応援するだけでも十分に楽しめる。この楽しみ方のスタイルを確立されてくれた原点といえる選手が岡島豪郎であり、高橋光成であり、そして何より細谷圭なのであった。

地元出身のロックバンド、boΦwyの「Dream′n」を登場曲、応援歌に用いており、郷土を愛する私の気持ちをグッと掴んで離さない。

彼が一軍に居たこの二週間、私の脳内BGMは常に「Dream′n」だった。

楽しかったよ細谷。また浦和に帰ってしまうんだな。

寂しいけど仕方ない。これがプロの世界だもの。お前がスタメンで出た二試合、ライブで見れて最高に幸せだったぜ。

今の監督の起用法だと、もしかしたら今年はもう出番はないかもしれないな。

腐るなよ。下でしっかり仕事しておけよ。

今のメンバーがいつアクシデントがあるとも解らんからな。それに今年酷暑。固定メンバーがへばる可能性は十分あるぞ。今も若干一名、危なそうなヤツもいるし。

もしかしたら、暫定的な浦和行きかもしれんしな。このチームは右打者の需要、実はかなりあると思えるからな。

それに８月２１日。東京ドームで西武戦があるみたいだぞ。

「LAST GIGS」

聞かせてくれよ、その登場曲。聞かせてくれよ、「サンキュー幕張」。