261件のひとこと日記があります。
2018/08/12 23:55
8月12日。
今朝はいつもの遊戯施設ではなく、用水路脇の神社にお出掛け。
「きょうりゅうこうえん行く。」
息子の一言で、今年の正月以来、久し振りに行くことになった。
まだ早朝8時30分の出発。
5年前の8月12日もこんな感じだった。
あの頃、息子はまだ自分の意思表示を言葉では表せなかった。不意に靴を履いたかと思えば、玄関から出て行ってしまう。
着の身着のままで後を追い、実家の裏の畑で麦の狩り根をほじくる息子を後ろから見守る私。
正午には家を出て、みどり市の『希望の家』という療養施設に行く予定になっていた。
息子を連れ帰り、早めの昼食を済ませ、出発。あの日も今年の夏に負けない程、暑い一日だった。
息子の障害と、事実上はっきりと向かい合った初めての日。それが8月12日なのである。
今でも鮮明にあの日の事を覚えている。私にとって、それだけ重要な日だったのだろう。
余談だが、その日。高橋光成が全国デビューを果たしている。どうも彼とは切っても切れない不思議な縁がある。
どれだけあの時、あの夏。彼の姿に勇気を貰ったことか。彼が英雄に思えるのもそのためであろうか。
息子に託せなかった夢。それを体現する彼。彼はもう一人の倅なのである。
貼付の写真は、早朝の公園で撮ったものだ。滑り台の上にいるのが息子。お社の脇に座っているのがカミサン。
それを撮影する岡島のTシャツを着ているのが私。映ってないけれど。
我ながら、幸せな親子だとつくづく思う。
世間体はそうでなくても。
私にはそれで十分なのである。
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マイマイさん
エルちゃん、この恐竜。最近塗り直されたみたい。
以前は無機質なコンクリート性の素材そのままの色で、目もなかったの。
行ってすぐ『あれ?』って思いました。
滑り台も、場所が変わってノーズの部分も新調されてます。以前はその場所には大きな桜の老木がありました。
小学校の頃から変わらない公園だったので、随分雰囲気が変わってちょっとショックな気分でもあります。 -
エルメスさんがいいね!と言っています。
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エルメスさん
マイちゃん、恐竜の顔が可愛い過ぎる。笑
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エルメスさん
ボクも貴方のご家族の一員、ぐらいの気持ちです。
奥様にはありがたいお言葉まで頂いて。
宜しくお伝えください。 -
マイマイさん
烏賊鯖さん。仰有る通りです。人それぞれ幸せの度合い、満たされ具合は違います。
経験を重ねる事に満たされ具合は減ってきます。でも年を重ねると出来ない事も増えてくる。
私の場合、家族が幸せであればそれが一番かな。やはり自分だけよければ、はその時だけですからね。
回りが幸せだと、自ずと自分に帰ってくると知りました。 -
烏賊鯖さんがファイト!と言っています。
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烏賊鯖さん
おはようございます。
以前、私もよく、考えることがありました。
他人との比較では無いと結論。
他人と比較すると、幸せはぶれる。
こう、思うようになりました。 -
マイマイさん
烏賊鯖さん。コメントありがとうございます。
そうですね。あの日まで、どこか息子の障害を否定しようとしていました。『まだ決めつけるのは早い』って。
でも、どうしようもない事実を突き付けられた時、『受け入れるしかない』と気持ちが固まったんでしょうね。
辛いとは思いませんでした。
先日、近所で花火大会がありまして。子供の頃お世話になった近所の同級生の親御さんが道端で見ているのを、帰宅の運転の最中に見かけたんです。
おばさんの方が手を上げて花火を見ていた。それをおじさんが後ろから抱えていた。
見てはいけない物をみてしまったと思ったのと、アタシと変わらない、それ以上の苦労をあの夫婦はしているのだろうな、と思いました。
『幸せってなんだろう?』
もしかしたら、あの夫婦も自分達では幸せと思っているのかもしれません。 -
烏賊鯖さん
向かい合った=受け入れた。
ある意味、終戦記念日ですね。
幸多かれです。 -
烏賊鯖さんがいいね!と言っています。